『手続き記憶』とは?記憶の種類&メカニズム!記憶力向上の方法も!

手続き記憶やエピソード記憶など、記憶には種類があることををご存知ですか?手続き記憶の意味・メカニズムや、手続き記憶以外の記憶の種類も紹介します。手続き記憶の活用方法や、認知症予防に使える方法も解説するので記憶力を高めたい時にぜひ参考にして下さいね。

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Contents
目次
  1. 手続き記憶とは?どういう意味?
  2. 手続き記憶のメカニズムとは?
  3. 手続き記憶以外の記憶の種類5つ
  4. 日常の何気ない手続き記憶の例
  5. 手続き記憶の活用方法5つ
  6. 手続き記憶で記憶力向上の方法3つ
  7. 手続き記憶を活用した認知症予防法は?
  8. 手続き記憶を上手に活用しよう!

手続き記憶という種類の記憶はかなり忘れにくい記憶です。しかし、その時に覚えた動作でしか動くことはできません。例えアルツハイマーになってしまっても、同じ形のワープロなら使うことができます。しかし新しいことを覚えられないので違う種類のパソコンだと使いこなせない可能性があります。

(記憶に残る自己紹介については以下の記事も参考にしてみてください)

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手続き記憶の活用方法5つ

手続き記憶の活用方法を5個紹介します。

1. 手続き記憶の活用方法【介護】

高齢者が増える事で心配になっていくのが介護の問題ですね。歳をとっていくにつれて記憶力が低下がしていくという事は判明しています。しかし手続き記憶は忘れにくい上に海馬以外の部位に記憶するので新しい事をして脳を刺激することができます。

2. 手続き記憶の活用方法【高齢者の事故】

運転するには手続き記憶を使います。繰り返し運転をすることで体が運転の方法を覚えるからです。しかし、歳をとる事で判断能力が落ちてしまい、ブレーキとアクセルを間違えてしまう事があります。

手続き記憶がいくら忘れにくい種類の記憶だとしても、高齢になると思わぬ事故を引き起こしてしまうことも有ります。家族の中でもそのことを確認していくべきですね。

3. 手続き記憶の活用方法【看護】

心理学的に見た患者の感情の変化や、認知症の症状に対する研究も進められています。

「脳の部位によって記憶に関する機能が違う」という事は、心理学的な観点から研究されることで判明しました。その事は看護の観点から多くの場面で応用されています。例えば心理学的に「認知症になった患者さんの性格を理解する」「患者さんの記憶がどのように失われているのか把握する」などです。

4. 手続き記憶の活用方法【認知症の防止】

手続き記憶は認知症の防止になる事でも有名です。例えば料理をする、仕事をするなどの動作は脳の機能を集中的に高める事ができます。複数の事を同時に考えるので、脳の色々な部位を刺激することができます。また、心理学的には人に認められることで認知症を防止することができるという事も分かっています。

料理をする、仕事をするなどの他に人とのコミュニケーションをとる事も大事になります。

大学生(女子)

20代前半

料理って同時にやる事が多いから認知症の防止になるんだって。

5. 手続き記憶の活用方法【勉強】

記憶法の中にはプライミング記憶というものもあります。例えば「ポップコーン」「ポップコーン」「ポップコーン」「ポップコーソ」という風に文字が並んだ時、最後ポップコー「ソ」になっている事には気づけません。プライミング記憶というのは前に言われた、聞いたことがその後に入って来た情報に影響を与えてしまう事です。