スペイン人の特徴｜〈男女別〉の性格&恋愛傾向！出会い方や付き合う方法も！

ヨーロッパは人種的に、大きく3つに分けられるようです。ゲルマン系、スラブ系、ラテン系です。言語によって分類されます。さらに異民族もいます。そうした人種間のコミュケーションで大切なのが、自分の考えや思いがどうなのかをきちんと伝えるということをとても大切にします。日本人のように相手の気持ちを忖度するという考え方はしないようです。

スペイン人が情熱的な人種と思われるのは、はっきりした物言いや自分はどうなのかということを感情豊かに伝えようとするために、個性的な強さがそう感じさせるのかもしれませんね。

一般に「陽気で情熱的だとされる」ラテン系のスペイン人ですが、情熱的なスペイン人の人種的気質を育んだのは、その生き方にあるのかもしれません。人生は愉しみためにあるものだという考えがまず優先し、お金を量的に持つことではなく、お金を楽しむためにどう使うかということに熱心になる傾向があります。さらに家族を大切にし一人でいることを嫌います。

スペイン人の人種的な特徴として、彼らの明るさや大らかさを支えているものは、人生を豊かにするためには自分の持っているものを惜しみなく人にわけ与え共有するということに喜びを見出しているからなのです。

かつてスペインは15世紀～17世紀にかけて、ポルトガルと並ぶ世界的覇者の列強国の一つでした。この世紀は西欧ヨーロッパのルネサンスが文化的にも人種的にも拡散する時代で、水が高いところから低いところへ流れ落ちるように拡がりました。「近代」へ向うためには人類が進化・成長を遂げてどうしても駆け抜けなければいけなかった時代でした。

それは文化的に進んだ国ならどの国も抱くであろう野心でした。時代に後押しされながら、世界支配を牽引した人々が得た豊かさの一方で、民族的・人種的に浸食された国や人々にとっては受難の時代でもありました。

肉食が中心だったスペイン人などのヨーロッパの国々にとっては「たかが香辛料」ですが、世界支配への野心をいざなうには、充分な動機になったようです。スペイン人にとっても香辛料は、調理や保存の上でも欠かせない必需品となり、香辛料の生産料が豊かだったインドやアジアへの人種的覇権の争奪戦で植民地化が進められました。

さらに、スペイン人の野心はインドの先にある未知の世界へと探求心の高まりを導き、結果、アメリカ新大陸の発見を達成するなど、世界への進出は留まることを知らなかったのです。

スペインは、気候的には日本とほぼ同じでよく似ています。温暖というより夏は暑い。ただし、地中海気候に恵まれて、地域にによりますが比較的に乾燥しており、木陰に入れば過ごしやすいです。国土は、日本の1.3倍ほどの面積に対し、人口は、約4300万人程度です。国民の多くがカトリックです。

どこへ行くにも、地元に住むスペイン人の地域事情に詳しい方を伴ったほうが賢明であり比較的無難だと言えます。日本から浮かれた気分で観光に臨んだりしていては、悪意を持った者に付け入るスキを与えることになります。治安については世界を見ても日本より安全な国はないので、そのことは充分すぎるほど念頭に置いておかないといけないでしょう。

自ら好奇心の赴くまま危険な地域にあえて踏み込まないことです。これは、どの国にあっても同様です。

情熱的で明るいラテン気質のスペイン人の国民性は、寂しがりやで一人でいることを好まない饒舌な一面があります。また家族思いの性格は、日本人には親しみのもてる国民性のひとつになるかもしれませんね。