シンガポール人の男女別の特徴・性格・恋愛観｜国民的思想「キアス」とは？

シンガポールの母国語はマレー語ですが、華僑やマレー系など多様な人種で構成されている多民族国家であることから複数の言語を学ぶのが一般的です。そのため、マレー語の他に英語や中国語など2つ以上の言語を話せるバイリンガルがシンガポールでは当たり前です。

シンガポールでは華僑やマレー系などそれぞれの人種にも母語が存在しますが、母語の他に英語を公用語として学びます。そのため、シンガポールでは英語がほとんどの人に通じるといっても過言ではありません。しかし、様々な人種の母語の訛りも入っているため、外国人が聞いても分かりにくい英語だともいわれています。

シンガポールの国民性を語るのに「キアス」はとても重要な言葉です。キアスとはシンガポールの国民性のことで、「負けず嫌い」という意味があります。国民性として名称がつくほどに、シンガポール人は「キアス＝かなりの負けず嫌い」なのです。

普通の負けず嫌いはどこの国にもいますが、シンガポール人はそれが国民性となっており筋金入りの強い負けず嫌いと言えるでしょう。その負けたくないと思う相手の対象も幅広く、外国人はもちろん身近な友達や家族まで対象になるほどです。

シンガポール人は、単なる負けず嫌いというよりは「負けることに恐怖を感じる」ほど負けることを嫌います。シンガポール人の国民性キアスは、シンガポール人と接する時に絶対に頭に入れておいた方が良いでしょう。

シンガポール人には国民性のキアスという特徴もありますが、他にどのような特徴があるのでしょう。ここからは、シンガポール人の特徴や性格について解説していきます。