両利きの人の特徴|脳や性格に共通点が?メリ/デメや訓練方法!天才が多いって本当?

スマホを左右どちらの手でも操れますか?「両利き」になると何かと便利です。両利きの人の特徴や、脳の構造や性格の共通点をお伝えし、さらに両利きのメリット・デメリットや、訓練方法をご紹介。また、よく言われる「両利きに天才が多い」かどうかの真偽も探ってみました。

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Contents
目次
  1. 両利きの人ってどんな人?
  2. 両利きの人ってどれくらいいるの?
  3. 両利きの人の特徴7つ
  4. 両利きは脳に障害が原因?その真偽は?
  5. 両利きの人は性格にも共通点が?
  6. 両利きのメリット・デメリット
  7. 両利きになるための訓練方法5つ
  8. 両利きの人は天才が多いって本当?
  9. 訓練をして両利きになろう!

両利きの人には「左右盲」の割合が多いと言われています。左右盲には、運転中に「交差点を右折」と言われたのに左に曲がってしまったり、「右の物を取って」と指示されたのに左の物を取ってしまう、といった特徴があります。このように、かえって右と左の判断が瞬時にできなくなることがあるのです。

両利きになるための訓練方法5つ

ここまで両利きの人口割合、特徴やメリット・デメリットなどお伝えしました。両利きになると便利なこともありますし、賢そうに見られ、脳の活性化にも役立つとなれば、両利きになってみたい!という憧れを持つ人もいるかもしれません。

それでは、両利きになるためにどうすればいいかを挙げてみたいと思います。日常的に始められる訓練方法を5つご紹介します。

訓練方法1. とにかく物を持つ

両利きの訓練としてまず思い浮かぶのは、利き手以外の手で、近くにあるものをまず持ってみる、ということです。これは思い立ったら場所を選ぶ必要はなく、何度でもできますよね。意識して利き手以外の手を使ってみましょう。

訓練方法2. 歯を磨く

歯磨きは誰もが毎日欠かさず行いますよね。両利きのトレーニングとして習慣化しやすいので、ぜひ取り入れてみましょう。

利き手ではない手で磨いてみると、歯ブラシの上下左右の動きがぎこちなく安定しないのですが、頑張って2分ほど続けてみましょう。うまくコントロールできないので、力が入りすぎると、歯や歯茎を痛めかねないので、注意しましょう。

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利き手と逆の手で歯磨きを挑戦してみることで、できるようになるプロセスを楽しむことができますね。

この訓練は、利き手でない筋肉の使い方を覚えて対象物をうまくコントロールさせるためのもの。歯磨きの本来の目的はもちろん歯を手入れすることですので、一段落したら利き手に持ち替えて、磨き残した部分があればしっかり磨きます。

歯磨きは、通常は誰も見ていませんし、所作の美しさを求められることもないので、両利きに慣れるには有効な訓練方法といえます。

訓練方法3. 物を投げる

日常生活でできることと言えば、丸めたティッシュをゴミ箱に投げ入れてみることですね。これは利き腕でやっても、うまく入れることは容易ではないので、利き腕でない方で投げることはなおさら難易度が上がります。最初はソフトボール投げ、慣れてくれば上手投げでチャレンジしてみましょう。

また、野球のキャッチボールを、利き腕でやるのと利き腕以外の腕でやるのとでは、フォームの見栄えに雲泥の差が現れます。これは、筋肉の動きの慣れに差があるからです。

投球動作は、手、腕、腰、そして足と、体のあらゆる部位の連携が必要なので、慣れるまでにそれ相応の時間がかかります。言い換えれば、手だけでなく、体全体に両利きを行き渡らせるにはかなり適した訓練とみていいでしょう。

訓練方法4. 字を書く

訓練のレベルが上がってきましたね。これは、「利き手以外で字を書く」という難易度の高いトレーニングです。

まずは書く前に、「正しいペンの持ち方」を身に着けることが第一歩です。これは、利き手の方でまず正しく持ち、それを見ながらもう一方の手でもやってみると、すぐにできるようになります。