ナチュラルな女声の出し方9つ！両声類になれる練習方法や歌い方のコツも！

女声の出し方を学んだところで、もっと楽にナチュラルな女声を出せるような練習方法を押さえておきましょう。そのうち、かわいい声やアニメ声、お姉さん声など、様々なバリエーションの女声も操れるようになるかもしれません。

喉仏を下に向かって触っていくと、鎖骨の近くに声帯があります。そこを指で押しながら声を出すと、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の青蛙や「ハウルの動く城」のカルシファーのような声を出すことができます。

カエル声が出る状態であくびの口をつくり、高いトーンの声を出してみましょう。この段階はなかなか難しいので、この時点で裏声が出せない男性は少し練習が必要です。

地声で「アー」と発声した後、裏声で「アー」と発声し、口を「エ」の形をつくります。また、「ラ」の音程を30秒以上出すというのも女声に近いトーンを出せるのでおすすめです。

女性には喉仏がないので、喉仏を引っ込ませて動かないように声を出せるように練習しましょう。最初は首に手を当てるなどして強制的に喉仏を動かさないで発声するようにします。およそ1ヶ月から1年ほどで、手を使わずに喉仏を自由自在に操り、女声も無理なく出せるようになりますよ。

男性が高いトーンのかわいい声を出すのはなかなか難しいことなので、最初のうちはナチュラルな女声が出せないかもしれません。どうしても裏声感が残ってしまったり、自分では女声が出せていると思っても、他の人が聴くとそうでもないということも多いです。繰り返し練習して、自分の声を録音して聴き、微調整するなど工夫してみましょう。

地声でない声を出し続けると、やはり喉に負担がかかってしまいます。特に高いトーンは喉を傷めやすいので、練習時間や回数も無理のない程度に設定し、水を定期的に飲みながら練習しましょう。また、風邪をひいているときなど、喉が弱っているときや体調が悪いときなどは、無理せず休むことも大切です。