【四柱推命】丙午(ひのえうま)の性格や特徴は？2024運勢/相性/恋愛/仕事

四柱推命による丙午（ひのえうま）は「丙」も「午」も火性に属します。火の属性の中でも「陽」という、「火」の中でもより強力な属性になります。火が2つ重なると「炎」を意味することから、丙午の人は激しい気性の持ち主といわれることも多いです。自ら炎となる丙午の人は、強い精神を持ち努力をし続ける熱を持った人といえるでしょう。

炎となり突っ走るゆえ周りの空気を読まず強引なところもありますが、力強いリーダーシップを発揮し前に進んでいく勝ち気な人です。また炎のように華やかな面を持ち合わせているのも特徴です。

ところで、丙午（ひのえうま）の迷信をご存知でしょうか。この迷信は江戸時代初期の「丙午の年には火災が多い」という迷信から始まりました。

それから、浄瑠璃作家紀海音が実際の事件を元にした浄瑠璃「八百やお七」でお七を「丙午」生まれとしました。八百やお七では、お七が恋人に会いたい一心で屋敷に火を放ったとされたので、江戸時代中期頃に「丙午の年には火災が多い」という迷信が「丙午生まれは気性が荒い」という迷信に変わったのが全ての始まりと言えます。

丙午の迷信は昭和になっても続き、1966年の出生数は136万974人と少なく、1989年以降の少子化時代の突入までこの出生数を下回ることはありませんでした。このことから非常に大きな影響を及ぼした丙午の迷信ですが、丙午は十二運星が最強の帝旺、宿命星日刃がつき、男女とも異常なまでに強い性格という性格的特徴は真実なのでしょうか。

四柱推命とは、太古の中国で生まれた「過去、現在、未来」などのその人の運勢を推察する運命学で占いののひとつです。陰陽五行説（いんようごぎょうせつ）と生まれた日や時間とから作られる命式という表を基に、人が産まれながら持ち合わせる能力や性格を推察し、その人が一生を送る中での後天的な運命までも推察し、当たる確率が高いと言われています。

勝ち気な性格とされ、厳しい境遇の下に晒されたこともあるであろう丙午ですが、迷信に振り回された彼らの本来の性格や特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。それでは男性から解説しましょう。

四柱推命で丙午の男性は、温厚で義理堅い性格をしています。男性は仲間のためなら一緒に戦う人情家が多い傾向にあります。

四柱推命で丙午の男性は、プライドが高い人が多い傾向があります。人間関係においては温厚な性格をしていますが、一度敵と認識した相手には反省するまで攻撃する性格でもあります。

四柱推命で丙午の男性にはその気が無くても、華やかさがあり周りから目立ちたがり屋な性格と思われることがあります。時代背景から養われた強い精神力と、どこかカリスマ性を持つ彼らなだけ、周囲からは一目置かれた存在とも言えます。

四柱推命で丙午の男性には行動力のある性格です。エネルギッシュな野心家というところでしょう。たとえ失敗したとしても諦めず、何度でも挑戦する性格の持ち主でもあります。