100均の延長コード全種比較！ダイソー以外全滅？安全な使い方や収納アイデアも！

セリアでは、延長コードを取り扱っていません。原因は、2015年に起こったセリアの延長コードが原因の火災事故です。使用中に破損して火花が出るなど、火災の危険性が高い延長コードが発売され、安全のために自主回収が行われました。現在もセリアの延長コードを使っている方は、安全な商品かチェックすることをおすすめします。

なお、回収対象になっているのは、2010年11月～2013年12月までに海外から輸入され、発売された延長コード約244万個です。レシートが無くても回収対象になります。

・長さ20㎝、コンセント1つ、差し込み口1つ、カラー白
・長さ1m、コンセント1つ、差し込み口1つ、カラー白
・長さ1.5m、コンセント1つ、差し込み口1つ、カラー白
・長さ1.5m、コンセント1つ、差し込み口1つ、カラー黒
・長さ1m、コンセント1つ、差し込み口3つ、カラー白

現在、キャンドゥでも延長コードは取り扱っていません。しかし、キャンドゥではセリアのような回収問題があったわけではありません。100均では商品を海外から輸入して安く販売していますが、デフレの影響により、100円では取り扱えなくなってしまったためです。

ダイソーでも、現在延長コードは200円から900円で販売されています。100円で売るのが難しくなった時点で、キャンドゥでは取り扱いを終了したとのことです。

かつてセリアで発売されていた海外製の輸入延長コードの発火事故もあり、100均の延長コードは発火の危険性が高いのではと思っていませんか？構造上、100均で買える延長コードには発火の危険性があります。ですが、安全性を無視した使い方をすれば、100均の延長コードだけではなくどんなに高価な延長コードにも発火の危険性はあります。

延長コードをコンセントにつなげたまま放置すると、当然ホコリが溜まります。そのホコリに、コンセント部分から電流が流れたときに火が付くことで発火の原因となります。これが、トラッキング火災です。コンセントと差し込み口にトラッキング防止の絶縁カバーがついている商品であれば、トラッキング火災は起こりにくくなります。

国内家電メーカー製の延長コードのほとんどには、トラッキング防止の絶縁カバーが、コンセント・差し込み口の両方についています。ダイソーの延長コードにもトラッキング防止の絶縁カバーがついていますが、コンセント部分のみとなっており、差し込み口側には絶縁カバーがついていません。

ダイソーの延長コードの安全性を高めたい方は、この後ご紹介する、100均の延長コードを使う時の注意点・100均の延長コードの安全な使い方をチェックしてください。