【朱】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

赤ちゃんが生まれるとわかり、1番悩むのが、「名前は何がいいかな？」ということですよね。生まれた赤ちゃんに、「優しい人になってほしい」「元気な子になってほしい」など、漠然とした思いはあるけど、漢字は何を使うか、読み方は何がよいのか迷いますよね。ここでは、人名に使える多くの漢字の中から、「朱」の漢字を使った名前を紹介していきます。

「朱」は、名付けに使うことも多く、人気がある漢字の1つでもありますが、「朱」の漢字自体にはどんな意味があるかご存知ですか？また、周りの人が「朱」を使う名前に持つイメージや印象は、どんなものでしょうか？「朱」を使った名前も紹介するので、赤ちゃんの名前の候補を考えてみてください。

「朱」という漢字を見ると、朱色のイメージを持つ人が多いでしょう。このイメージ通り、「朱」という漢字は主に、「黄色がかった赤」を意味します。「朱」は、五行では南を表す正色の意味もあり、昔は混じり気のない正色ともいわれていました。また、江戸時代には、「朱」は、貨幣の単位としての意味もありました。

「朱」の漢字の読み方は、訓読みは「あか」「あけ」、音読みは「シュ」「ス」です。赤ちゃんの名付けなど、人名に使う場合には、「あけみ」「あや」「じゅ」などの読み方をすることもあります。

そして、「朱」の漢字の字画数は、「6」になります。「6」という字画数は、大吉の運を持っているので、字画数で考えると、名前に使うにはおすすめの漢字だといえるでしょう。

「朱」という漢字は、木を切った時に、中心の赤味がかった箇所を意味していたことが由来となっています。そのため、「朱」という漢字は、「木」の中心に横線を引いた漢字になったのです。

実は、「朱色」には、魔力や災厄を防ぐという意味があり、穢れを払うという意味もあります。そのため、神社などの鳥居の色に多く使われているのです。特に、平家由来の神社に「朱色」が使われています。その意味は、平家の旗の色が朱色であり、平家が権力を持った時代に建てられた神社などが、神殿や鳥居に朱色を使っているのです。

朱色は、寺院や鳥居などによく使われているため、「和風」「古風」というイメージがあります。また、朱色は太陽の色を表すという意味もあります。「朱」を使う熟語に、「朱夏」という言葉があり、これは「夏」を意味する熟語であることから、太陽が燦燦と輝く夏の「明るい」イメージもあるのです。