【織】を使った名前（女の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

七夕の伝説に登場する織姫（おりひめ）も、「織」を使った古風な女の子の名前です。織姫と彦星は7月7日の年に1度だけ会うことが許されている恋人同士です。ロマンティックな印象を持つ織姫は、女の子にぴったりの可愛い名前ですね。字画数は28です。

古風な女の子の印象になるのが、季節に関する漢字がつく名前です。植物がもっとも成長する季節が夏です。夏織（かおり）は、夏の合い間に見せる、植物の生命感にあふれる姿のように、柔軟で気丈な女性になってほしいという意味をもちます。字画数は28です。

「香」という漢字を使う香織（かおり）も古風な女の子の名前の1つです。平安時代の貴族は、着物に自分の香りをしみこませていました。そのため、月明かりしかない真っ暗な夜でも、香りでその場にいたのは誰なのかが分かったといいます。平安時代の貴族は香りを大切にしていたのでしょう。字画数は27です。

「紗」は、昔から使われている着物の素材を意味する漢字です。さらっとしていて着心地が良いため、主に夏の着物に使われています。紗織という名前は、その着物のように心地良い雰囲気をもった女性に成長してもらいたいという意味があります。字画数は28です。

源氏物語で有名な紫式部の「紫」のつく名前の紫織（しおり）も、古風な女の子の名前です。紫式部のような博識のある女の子に育ってほしいという意味が込められています。字画数は30です。

「雪」のつく名前の雪織（せおり）も、古風な女の子の名前です。「雪」も先ほど説明した夏織（かおり）と同様に、季節に関する漢字で、冬のイメージがあります。雪のように美しい女の子に育ってほしいという意味が込められた名前です。字画数は29です。

陽織（ひおり）は、「織」を使う古風な女の子の名前です。陽織の「陽」は、太陽を象徴する古風なイメージの漢字です。陽織は、太陽のような明るい女の子に育ってほしいという意味があります。字画数は30です。

「万」の漢字を使った万織（まおり・まり）も、織のつく名前が古風な女の子のイメージです。「万」は千の10倍の数を示していて、非常に数が多いという意味を持ちます。

織物は、長い歴史の中で職人がていねいに糸をより合わせることで作られてきました。万織は、糸を1本1本ていねいに織り込んで織物を作るように、どんなことでもひたむきに努力をする女性になってほしいという意味があります。字画数は21です。

「織」を使う古風で可愛い女の子の名前に、璃織（りおり・りり・りおる）があります。「璃」という漢字は、宝石のような玉の意味を持ちます。「璃」の漢字から連想する言葉に瑠璃色（るりいろ）の「瑠璃」がありますが、瑠璃は仏教で貴重とされる七種の宝の1つとして、金や銀と並ぶ宝石でした。瑠璃は今でいうラピスラズリのことを指します。

宝石のように美しく綺麗な心をもった子供に育ってほしいという意味があります。字画数は33です。