【琉】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

『琉』という漢字がつく名前には、どこか凛々しくてカッコいいイメージを持つ方も多いのではないでしょうか？「琉」を人名として正式に使うようになったのは、今から22年ほど前のことです。最近では赤ちゃんに付ける名前も多様化しており、男の子に限らず女の子にも「琉」の字を使う名前の人気が高まっています。

かけがえのない赤ちゃんにとって特別な意味を持つことになる名前ですから、「琉」の成り立ちや意味をしっかり理解した上で素敵な名付けをしてあげたいですね。

名付けにおける「琉」という漢字には次のような意味があります。


1つ目は「琉」に含まれる王の字が示す「気高さ」です。1つ目は宝石の名前である「琉璃（るり）」からイメージされる「貴重な存在」または「宝」といった意味です。

さらに、沖縄の別名である「琉球（りゅうきゅう）」から連想できる意味では、南国特有の穏やかな気候風土に代表される「おおらかさ」や「雄大さ」といったイメージも好まれています。

「琉」という漢字がつく名前は、「りゅう」「る」「り」という読み方にほかの漢字を組み合わせて使うことが一般的ですが、中には「琉」の一文字で「れん」や「こはく」とする読み方もあります。

後者はいずれも呼び名の響きに特徴があり、男の子、女の子に限らず赤ちゃんの名付けに使えるという点がポイントでしょう。特に「琉」を使った名前の中でも特に個性を持たせたいというご家庭にはおすすめの名付けとなるでしょう。

「琉」という漢字は王と㐬という二つの文字から形成されています。その作りである王は「ぎょくへん」とも呼ばれますが、元々は王ではなく宝石の意味を成す玉という漢字が充てられていた事に由来するもので、特別なもの、貴重な存在という意味に通じています。

また㐬の部分は、子どもが羊水に包まれてこの世に生まれ出る様子を表した象形文字が元となっており、ここに「りゅう」または「り」という読み方を組み合わせることによって現在の「琉」という漢字が形成されたと考えられます。

「琉」という漢字の字画数は11です。名付けにあたっては、琉をどんな漢字と組み合わせるのかだけでなく、苗字と組み合わさった全体の字画数やバランスも大切です。

赤ちゃんとって一生に一度の大切なタイミングですから、「琉」が付く名前の中でもじっくり考えた上でベストな選択をしてあげたいものですね。

漢字に王が含まれることから、「琉」は男の子に使う名前として人気があります。

宝石の琉璃のように深いブルーや沖縄の青く澄んだ空のイメージから、より男性的な印象を持って琉の漢字が好まれていますし、「りゅう」という読み方からドラゴンをイメージしてカッコ良くたくましい男の子に成長して欲しいという願いを託されているパパやママも多いようです。