【稀】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「稀」という漢字がつく名前は、昔から存在するにもかかわらず、イメージや意味として特別感や珍しさを感じるという人も多いのではないでしょうか。「稀」は、赤ちゃんに名付けするときに使われる人気の漢字として知られています。

他とは違う美しい名前を命名したい場合や、特別な意味を名前に含みたいときにも使える「稀」という漢字についてご紹介します。意味と由来を知って、適切な名前を名付けしましょう。

「稀」という漢字の意味としては、「かけがえのない」「特別な存在」といった個性的な意味とイメージがあります。希少、稀代といった単語の意味に代表されるように、あまり触れる機会のない、あまり例のないというオンリーワンに近い意味合いを連想させる漢字です。

自分にとって特別な意味をもつ我が子への名付けとしては最適な漢字の一つとも言えるのではないでしょうか。

「稀」という漢字の読み方としては、音読みであれば「うす・まれ」、訓読みなら「き・け」と読むことが出来ます。有名人で代表的な「美稀」（みき）「稀世」（きよ）といった名前があり、男の子や女の子の赤ちゃんの名づけとしては、訓読みで使う場合が多い漢字となります。名前全体の読み方から音読み・訓読みを区別しましょう。

「稀」という漢字は、禾（のぎへん）と希という漢字に分けられます。由来としては、禾（のぎへん）は豊かに実った稲穂が茎の先端にタッチするという意味の象形文字であり、希という漢字はそのまま「まれ・きしょう」といった意味が込められています。

穀物の意味をあらわす「禾（のぎへん）」と希望の「希」で、まばらに植えられた苗という由来になり、「稀少」という意味合いが込められています。

名付けを行う時にチェックしておきたい字画数。「稀」という漢字は画数が12画になり、名前は他の漢字と合わせて参考にしましょう。ちなみに、同じ意味としても使われる「希」という漢字の画数は7画となります。ただし、「希」という漢字は縁起が悪いという意見もあるので、「稀」を使ったほうが意味合いもマッチするので無難かもしれません。