【拓】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

『拓』という漢字がつく名前の知り合いがいるという人は多いのではないでしょうか。『拓』がつく名前に対して「男の子らしいイメージ」「逞しそう」など人それぞれ抱くイメージがありますよね。『拓』は流行や年代に関係なく、好んで名付けに使われることが多い漢字です。

今回は『拓』を使う名前を数多くご紹介します。『拓』がつく名前を赤ちゃんにつけようと検討している人はぜひチェックしてみてください。

『拓』という漢字には、「未開の土地を切り開く」「広げる」「祈る」という意味があります。

これらの意味から、名前には「チャレンジ精神」「目標に向かって努力する」「強さ」などと関連した意味で使われる傾向があります。「男の子らしく、立派にたくましく育ちますように」という意味や願いを名前に込めるにはぴったりな漢字です。

『拓』の読み方は音読みが「タク」、訓読みが「ひら（く）」です。

この他に名前に使う人名読みとして、「ひろし」「ひろ」「せき」と読まれることもあります。

『拓』の由来は、「扌（てへん）」と「石」という作りの通り、「手で石を拾う」という様子を表現しています。

石を拾っていくことで新しい道が広がっていく、開拓されていくということから、未開の地を開拓する、広げるという意味を持つ漢字となりました。

『拓』の字画数は8画です。8画には「努力・忍耐」といった意味があり、吉凶でいうと吉です。一文字の名前でも良いですし、他の相性の良い漢字と合わせた『拓』がつく名前にしても良いでしょう。

名付けをする上で字画数を気にする人は多いでしょうから、苗字の字画数とも合わせて参考にしてください。

『拓』の漢字の意味や字画数を見ても、基本的には一文字でも他の漢字と組み合わせても問題ありません。赤ちゃんへの願いを込めた漢字と組み合わせて名付けて問題ないでしょう。

しかし『拓』には「自ら進んでいく、切り開いていく」といった前向きな意味があります。その為「破」「裂」などの「破る」「裂く」といった意味を持つ漢字と組み合わせてしまうと、せっかくの『拓』が持つ意味を否定するニュアンスの名前になってしまいます。その点は注意した方が良いでしょう。