【成】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「成り上がる」や「成就する」というイメージから、『成』がつく名前の人に出会うと「根気がある」「諦めない」などの印象を多く持たれます。実際に『成』という漢字を使う赤ちゃんの名前には「成功してほしい」「思いが成就してほしい」等の意味を込められていることが多い漢字です。

この記事では『成』という漢字の意味、名付けの意味、字画数などを記述していきます。ぜひ姓名判断や名付けの際に参照してみてください。

「やりとげる」「大きく育つ」などの意味を『成』という漢字は持っています。また、「思いが叶う」などの意味も持っています。

このことから、「諦めない不屈の精神を持った子どもに」や「何事も成功を収められるように」などの意味が込められていることが多いです。

特に男の子の名付けに多く使用されており、赤ちゃんの人生において大きな成功を収められるようにと願って名付けられることが多いのが『成』という漢字です。

『成』という漢字は「丁」と「戊」という二つの漢字が組み合わさってできた漢字です。

「丁」は「釘」を、「戊」は「鉞（まさかり）、斧」のことを示しており、昔はこの二つの道具を使用して建物を建設していたことから「できあがる」「作り上げる」という意味が生まれたと言われています。

また、「鉞、斧」で敵を倒したり狩りをしたりしていたことから、平穏な状態になることを意味するようにもなりました。

『成』という漢字は訓読みで「な」「たい」、音読みで「セイ」「ジョウ」という読み方をされています。名付けにおいてはこの他に「なり」「なる」「あき」「のり」「ひら」などたくさんの読み方をされています。

字画数は6画です。赤ちゃんの名付けにおける姓名判断の際に参照してみてください。

『成』という漢字は2010年から5年間、男の子の名付けランキングで上位にランクインされてきました。以前は「なる」「なり」という読み方をする名前が多数を占めていたのですが、近年「せい」という読み方をする名前が増えてきています。

また、近年は女の子の名付けランキングでも『成』を使う名前がランクインすることが出てきています。女の子の場合は「な」という読み方で「聖成（せな）」「美成（みな）」などが名付けられています。

『成』という漢字は組み合わせる漢字によって大きく印象が異なってきます。名づけの際はぜひ様々な漢字との組み合わせを試してみてください。