【淳】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

赤ちゃんの名前を考える時、誰もがその赤ちゃんの人生が幸せでありますようにと願います。その願いが名前の一文字一文字に込められ、一人に一つのかけがえのない大切な意味を持つ名前になっていることでしょう。

名付けには常用漢字2163字種と異体字などの633字種を合わせた2769字種もある文字を使うことができます。ここではその中から、名付けの中でとても人気のある「淳」のつく名前についてご紹介していきます。どのような名前にするか、どのような意味を持たせるか、どの字を組み合わせて使うかなど、みなさんの赤ちゃんの名付けの参考にしてみてくださいね。

（名付けについては以下の記事も参考にしてみてください）

「淳」には大きく分けて、真心があつい・情が深いという「あつい」、飾り気がない・ありのままという「すなお」、混じり気がない様子を表す「きよい」、ずっしりしているという「大きい」、文字の語源からの「水分がたっぷりある」という5つの意味があります。

「淳」は意味が幅広いので、考え方でどのようにでも解釈できる漢字です。「淳」を使うことで、大きいという意味とすなおという意味とが同時に入るなんて、とても素敵なことですよね。淳のつく名前を考える時には、淳だけでも使う文字によっても意味が広がることを覚えておいてくださいね。

読み方は「じゅん」「しゅん」「すなお」「あき」「あつ（し）」「きよ（し）」「ただし」「とし」「まこと」「ぬ」「よし」とされていて、この文字が男の子にも女の子にも共通して使うことができる文字の一つだということが分かります。読み方によって意味が違うということはないので、好きな読み方をすることができますよ！

「淳」は11画です。名付けには漢字そのもの意味や読み方の他に、名前による運勢を気にする人も多いですよね。その場合は漢字の本来持っている意味以上に、画数が重要になります。名前で運勢をみる時に色々な流派の占い方がありますが、多くの場合が名前だけではなくフルネームで調べますのでトータルで考えていきましょう。

他11画の漢字には「勘」「悠」「渚」「涼」「梢」「彩」「康」などがあります。画数を意識した名付けもおすすめします。

「淳」の意味については前項で説明しましたが、意味とは別に文字の語源や由来というものがあります。淳の語源や由来は諸説あります。サンズイは流れる水や城の堀を意味し、右側の「享」は基礎の上に立つ先祖を祀る場所という意味や、頑丈に積まれている城壁を意味していると言われています。

右側の「享」だけを見ると「享年」と言う亡くなった人の年齢に使う言葉があるので、縁起が悪いような意味があるんじゃないかと感じる人もいるかもしれませんね。しかし実際には「天から授かった年齢」という意味の言葉なので、「淳」は「たっぷりと天からの恵みを受けた」というとても良い意味の文字なのです。