【航】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「船で航行する」や「航空機に乗る」など、「航」を使う漢字は私たちの身近でよく使われる漢字です。その「航」の漢字はつく名前は名付けでも人気の漢字で、特に男の子に使われることが多いです。「航」の漢字の意味から成り立ち、男の子の赤ちゃんに使える名前とその意味まで紹介していきます。

「航」という漢字はいかなる意味があり、いかなる由来があるのでしょうか。漢字の意味や成り立ちは詳しく知っておくと、赤ちゃんの名前に深くその意味を織り込むことができます。「航」の漢字の意味、読み方、その由来と字画数まで紹介します。

「航」という漢字の意味は船などの乗り物を使い、それを使って自由に行き来できるという意味があります。また、「航」には、船を並べてそれを橋のように使って渡っていたふなばしという意味もあります。

「航」の漢字の由来も「舟」と「亢」という漢字からきています。「舟」は渡し船などの小さな木で出来た小型の舟からできた文字で、「亢」という漢字は首を意味しており、その首の様子から真っすぐという意味があります。二つの漢字が合わさり、舟は真っすぐ進む様子から、「航」という漢字が誕生しました。

「航」の漢字の読み方は、「こう」「ごう」「わた（る）」と読みます。人名用漢字として使うことができる漢字ですので、人名には「わたる」「ふね」「かず」「つら」というかなでも読むことができます。よく使われる「こう」や「わたる」以外の読み方もできる使い勝手の良い漢字でもあります。

注意点としては、一般的には「こう」「わたる」「ふね」と読まれることが多い漢字で、「かず」「つら」という読み方はあまり親しまれていません。読みやすい名前を前提に考えているのなら、「航」の読み方には注意した方がいいでしょう。

また、「航」の字画数は10画です。「航」の漢字1文字でそのままでも使えますし、字画数を考えて他の漢字と組み合わせて男の子の赤ちゃんのイメージに合う名前にすることもできるでしょう。

「航」を使用した名前は赤ちゃんの名付けランキングに必ずその漢字や名前が入っていると言っていい程、引っ張りだこの漢字です。特に一文字で「航」と書き、「こう」「わたる」と読む呼び方は、赤ちゃんの名付けランキングで8年連続でランクインしているほどです。

何度もランクインする意味は、漢字が一文字でも「航」の漢字にパパやママの想いを織り込むことができ、また字画数も良いという理由があるからでしょう。他にも読みやすく覚えてもらいやすい読み方であることも、たくさんのパパやママにに選ばれる秘密でしょう。