卒園式・入園式のレンタル着物20選！色・柄などのマナーや選び方のポイントも！

おめでたい卒園式や入園式に「着物を着たい！でも、選び方がわからない」と悩んでいる母親も多いのではないでしょうか。黒や紺といった暗い色のスーツ姿の母親が多い中、グリーンやピンクといった明るい色の着物姿の母親というのはパッと目を惹くので、卒園式や入園式に着物というのは大変おすすめです。

しかし、いざ着物を着ていくことに決めても「卒園式や入園式に着ていく着物の選び方は？色は？柄は？髪型は？」といったようにわからないことだらけです。そこで、ここでは卒園式・入園式用の着物の選び方をはじめとし、人気のレンタル着物や髪型についてもご紹介します。

（幼稚園の卒園式の服装については以下の記事も参考にしてみてください）

まずは卒園式や入園式に着ていく着物の選び方をご紹介します。卒園式・入園式は式典なので、着ていく着物は礼装や準礼装が基本です。着物の中でもおすすめなのは、訪問着、付け下げ、色無地、江戸小紋です。色は昔は黒い羽織をはおるという母親が多かったようですが、時代の流れとともに選び方も変わってきました。

必ずしも黒でなくてはいけないという風潮はなくなり、ピンクやグレー、グリーンといった少し華がありながらも控えめな色な着物を選ぶ母親が増えてきました。柄は季節の草花や、山水、桜柄などを選ぶと間違いないでしょう。

また、帯は金糸または銀糸の入った袋帯の二重太鼓が礼装の基本です。そうはいっても金色が強すぎると派手になりすぎるので、白系が主体の帯で金糸や銀糸が入っているものがおすすめです。忘れてはいけないのが、式の主役は子供達であるということです。つまり、母親の装いは派手になりすぎないよう心がけましょう。

（卒園式の子供の服装については以下の記事も参考にしてみてください）

まず訪問着とは留め袖や振袖につぐ格の着物で、礼装・準礼装にあたる着物です。訪問着は裾・胸・肩・袖に、縫い目を渡って一枚の絵柄のようにつながった絵羽模様と呼ばれる模様が施されているのが特徴の着物になります。

付け下げとは、訪問着とほぼ同格とみなされる準礼装に位置する着物のことで、その特徴は着た時に模様がすべて上を向くように描かれているという点です。訪問着と付け下げの差は、訪問着は模様が一繋ぎの江羽模様なのに対して、付け下げはつながった模様がないという点になります。

ここからはおすすめの訪問着・付け下げをご紹介します。

淡い紫色というのは卒園式や入園式に人気の色です。春らしく、なおかつ控えめで上品なのが人気の秘密です。こちらの着物は、人気ブランド桂由美プロデュースの着物で、淡い紫に春らしい桜があしらわれたとても上品な訪問着となっています。

3月、4月といえばちょうど桜が咲く春になるので、桜の花の下で桜の柄の着物というのも趣があっていいでしょう。春らしいデザインの一着ですね。帯も金糸があしらわれており、格式の高さを感じさせる一着です。

淡い黄色というのも卒園式や入園式で人気の色になります。淡いパステルカラーは主張しすぎず、しかし黒や紺色といった服装が多い式典ではパッと目を惹く色です。こちらの着物は、松田聖子プロデュースの着物で、淡い黄色の生地に紫色のぼかしと蘭の花模様が素敵な訪問着です。

華やかでありながら主張しすぎない一着なので、卒園式や入園式にはおすすめの訪問着といえます。帯も金糸があしらわれていて格式が高く、式典でも決して遜色のない一着になっています。かわいくなりすぎない着物を探している人におすすめです。