パーマのスタイリングを簡単に!種類別のセットのコツ、理想のスタイルを作るテクを大公開!

【美容師監修】パーマのセットのコツを《デジタル》《コールド》《エアウェーブ》の種類別に紹介します。なりたいパーマの雰囲気別のスタイリング方法や、パーマセットのお悩みを解決するテクニックも、おすすめのスタイリング剤や【動画】を交えて紹介します。

Contents
目次
  1. パーマのスタイリングが難しい…
  2. 《デジタルパーマ》のセットのコツ!
  3. 《コールドパーマ》のセットのコツ!
  4. 《エアウェーブ》のセットのコツ!
  5. 【なりたいパーマ雰囲気】別のスタイリング方法!
  6. パーマセットのお悩み解決テクニック!
  7. パーマのセットにおすすめのスタイリング剤7選!ムース・オイルなど!
  8. パーマのスタイリングをマスターしよう!

パーマのスタイリングが難しい…

「毎日のスタイリングを少しでも楽にできたら」と思ってパーマをしたのに、スタイリングがうまくいかずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。パーマにはいくつかの種類があり、種類によってもスタイリングのコツが違います。

パーマのスタイリングがうまくいかないと、寝ぐせのように見えたり髪の毛が広がったりしておやれに見えません。パーマのスタイリング方法をマスターして、色々なスタイリングを楽しみましょう。

千葉健太郎

美容師

パーマをかけた後も髪質に合ったスタイリング剤やアウトバスを選ばないとうまくセット出来ない時があります。 逆にスタイリング剤を使いこなすと2〜3個のスタイリングバリエーションが作れますよ。

デジタルパーマ

デジタルパーマは聞いたことがあっても「コールドパーマと何が違うの?」と分からない方も多いです。デジタルパーマはパーマ液をつけるところはコールドパーマと同じですが、熱を加えてカールを作っていくところが大きな違いでしょう。

アイロンでくせを伸ばす縮毛矯正のウエーブバージョンで、熱を加えることでパーマの持ちがよくなるだけでなく、固定力や定着力が高くなります。そのため、コールドパーマでは出しにくいゆるふわの巻き髪をパーマで再現することができますよ。コールドパーマに比べると髪のダメージが大きいのがデメリットです。

千葉健太郎

美容師

デジタルパーマにも、 アルカリ性の薬剤と酸性の薬剤があります。 アルカリ性の方がしっかりとしたカールは出ますが、酸性の方が質感が柔らかくダメージが少ないです。 髪質とダメージに合わせた薬剤選定をしてもらいましょう。

コールドパーマ

コールドパーマは昔からある一般的なパーマです。デジタルパーマのように乾かしていくと巻き髪のようなスタイルになるのに対し、コールドパーマは濡れている状態のときにウェーブが強めに出ます。スタイリングも乾かし方によって色々楽しむことができ、しっかり乾かせばくせ毛風のスタイリング、半乾きでムースをつけるとウェーブ仕上げになります。

どのくらい髪の毛を乾かすのかや、使うスタイリング剤によっても仕上がりが大きく違います。ふんわりとしたナチュラルなウェーブも、ムースやワックスをつければ簡単にスタイリングできますよ。デジタルパーマは巻き髪風なスタイルが得意なのに対し、コールドパーマは根本の立ち上げやソバージュなど、幅広いウェーブを作ることが可能です。

《デジタルパーマ》のセットのコツ!

デジタルパーマは熱を加えてパーマをかけるので、コールドパーマに比べると髪の毛が受けるダメージは大きいです。しっかりセットしないとまとまりのないパサパサの仕上がりになるので、毎朝セットをしましょう。

セットと聞くと難しく感じるかもしれませんが、デジタルパーマをあてておくとコテで一からセットするよりも短い時間でおしゃれにセットができます。

乾燥しがちなデジタルパーマはオイルで予防

髪の毛に熱を加えてパーマをかけるデジタルパーマは、定着力が高い分髪の毛にダメージがかかってしまいます。コスメをつけずに乾かすとパサパサした質感になるので、保湿効果の高いオイルトリートメントをつけてからドライヤーで乾かしていきましょう。

根本につけるとベタベタするので、中間~毛先を中心につけるのがポイントです。ロングやセミロングの方は、乾燥の気になるときにオイルを何度が塗りなおすと1日中潤いを保つことができますよ。

デジタルパーマの乾かし方

「美容室ではいい感じにスタイリングしてもらえたのに、家でスタイリングすると全然うまくいかない」という方はたくさんいます。ストレートのときのように髪の毛を伸ばしながら乾かしていくと、デジタルパーマの場合はウェーブがだれてしまうので注意が必要です。

まずは、根本をしっかり乾かすようにして、毛先はくるくるとウェーブが出るように巻いて手のひらに乗せて乾かしてみましょう。手のひらで巻いた毛先を持ち上げて乾かすことで、アイロンでスタイリングしたような巻き髪が簡単に作れますよ。