【画像で解説!】玄関の「たたき」ってどこ?土間との違いは?掃除で運気アップ?

「たたき」はセメントの無かった時代に「土間」などに用いられた素材を指す言葉。しかし今ではコンクリート・磁器・大理石などでできた玄関土間もたたきと呼びます。風水からも玄関は重要なポイント。たたきの素材や掃除の方法などについて正しく理解しておきましょう。

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Contents
目次
  1. 【三和土】と書いて「たたき」と読む・その意味は?
  2. 【三和土】の特長
  3. 【たたき・土間】現在のカタチ
  4. 【風水】でも玄関は重要ポイント
  5. 【風水】玄関清掃・整理整頓で運気をアップ
  6. 【風水】明るい玄関インテリア
  7. 【土間】のある家・あこがれのくらし

「保湿性」に優れた点も三和土の特長のひとつ。三和土で作られた土間は、常に適度な湿度を保つ性質を持ち、梅雨時は湿気を吸収、空気が乾燥する冬には湿気を放出します。また土間のある空間は夏でもひんやり。三和土には室内の気温上昇を抑える効果も期待できます。

【たたき・土間】現在のカタチ

「たたき」はもともと土と石灰とを混ぜ合わせた「三和土」でした。けれども現在はコンクリートやモルタル、タイルなどで造られた玄関土間のこともすべて「たたき」と呼んでいます。つまり、素材に関係なく現在では「玄関土間=たたき」と考えられています。

現在の「たたき」の素材は様々

出典:https://www.pinterest.jp/pin/175781191695404627/

現在のたたき、つまり玄関土間は様々な素材を用いて造られています。その代表的なものを次にご紹介します。

たたきの素材「モルタル・コンクリート」

モルタル(セメントと砂)とコンクリート(セメントと砂・砂利)は施工が簡単でコストパフォーマンスに優れた素材。デザイン性はやや低いですが、「洗い出し加工」で素材感を強調したり「スタンプ加工」でよりオシャレに仕上げたり、様々な工夫を加えることもできます。

たたきの素材「タイル」

出典:https://www.pinterest.jp/pin/119134352629649244/

色や柄を自由に選びたい場合はタイル素材がおすすめ。すっきりとした「磁器タイル」自然な風合いの「自然石タイル」素焼き風「テラコッタタイル」など豊富な種類の中から素材を選べば、自分のイメージに合った玄関に仕上げることができます。

たたきの素材「天然石」・その他

天然石を使ったたたきは何より高級感が違います。素材は御影石や大理石が主流。つや出しをしたり凹凸を活かしたり、表面の加工の仕方によって質感を変えることができます。
以上のほか、インターロッキングブロック(コンクリートブロック)やレンガ・樹脂など、現在では様々な素材によってたたきが造られています。

【たたき・土間】をオシャレに見せるグッズ

玄関シートやクッションフロア、玄関マットなど色々なグッズを上手に活用したり、収納グッズを使って玄関の整理整頓を徹底すれば、たとえ殺風景な賃貸マンションの玄関でも簡単にオシャレな玄関へとリフォームすることができます。玄関のイメージチェンジを考えるなら、玄関シート・クッションフロア・玄関マットは必ずおさえておきたいアイテムです。

玄関マットについては以下の記事も参考にしてみてください。