かんざしの種類&使い方*平打ちなど全15種!髪の長さ&服別おすすめ簪も!

簪(かんざし)はとても種類が多く、実は和装にも洋服にも合う使い方ができます。前半では、かんざしの種類&使い方を【画像・動画】をふんだんに交えてご紹介します。後半では、髪の長さや、浴衣・和服・洋服など服別におすすめのかんざしもご紹介しますのでご覧ください。

Contents
目次
  1. 種類豊富な簪(かんざし)とは?
  2. かんざしの種類って?
  3. かんざしの種類別使い方
  4. 髪型の種類別!かんざしの使い方
  5. 髪型の種類&服装の種類別!おすすめかんざし15選
  6. 《ショート・ボブ》ヘアにおすすめの簪
  7. 《ミディアム》ヘアにおすすめ簪
  8. 《ロング》ヘアにおすすめの簪
  9. 《浴衣・和装》に合うおすすめの簪
  10. 《洋服》に合うおすすめの簪
  11. 豊富な種類のかんざしの使い方をチェック!

種類豊富な簪(かんざし)とは?

日本の伝統文化である簪(かんざし)は、古くから女性を中心に愛されてきました。現在でも和服のヘアアレンジには欠かせない存在ですね。江戸時代には女性の髪飾りとして発展し、職人技が生きた透かし彫りや平打ちかんざしなどの装飾や、つまみ細工の華やかなかんざしが流行しました。当時は華やかに重ね付けされることもありました。

かんざしが人気!

現代では、着物や浴衣の時にヘアアクセサリーとして使うのはもちろん、洋服にも合う普段使い用のかんざしもたくさん販売されています。ヘアゴムと違い髪に結んだあとが付きにくいので、オフィスで愛用している女性も多いですよ。かんざしに使われている素材や軸の長さの違い・デザインなど、様々な場面でかんざしの色々な使い方を楽しみたいですね。

かんざしの種類って?

かんざしと一言でいっても、軸の本数やかんざしの素材など実はたくさんの種類があります。まずは、かんざしを選ぶ前に基本をおさえておきましょう。かんざしの主な種類と名前について、画像とともにいくつかご紹介します。

1. 1本軸の種類

玉かんざしや平打ちかんざしなど、かんざしの定番イメージが一番強い1本軸のかんざしです。その名前の通り、画像のように1本軸でつくられています。軸の長さのあるものは髪の量が多くてもしっかりとまとめることができ便利です。またお団子にさしてもアクセントとなりおしゃれです。1本軸はヘアアレンジが幅広いもの特徴です。

2. 2本軸の種類

1本軸という名前に対して、画像のように軸が2本に分かれている種類です。バチ型の透かし彫りかんざしなどに多く見られます。髪をねじってまとめることよりも、お団子ヘアなどのまとめ髪をしっかりと固定する使い方が向いています。2つに分かれた軸が髪の崩れをしっかりと支えてくれるのが特徴です。

3. 木軸の種類

木の軸で出来た種類のかんざしは画像のように1本軸の場合も、バチ型の透かし彫り装飾がされている2本軸のタイプも含まれます。木軸は非常に軽く適度な摩擦もあるので、1本軸でも髪がすべりにくく毛量が多い人にもおすすめです。木軸は箸でできたスティックタイプもあり、日本らしい風合いの感じられる種類です。

4. 金属軸の種類

上の画像は金属製の軸の種類です。1本軸でも木軸に比べ強度が高く、きつめにねじって髪をまとめてもかんざしが折れる心配をしなくて大丈夫です。平打ちかんざしや揺れもののかんざしに金属製のものが多く見られます。しかし、金属製は木製と異なり摩擦が少ないためにつるつると髪が滑ってしまうことも。