面倒見がいい人の特徴・心理15選！性格（長所＆短所）は？おせっかいとの違いも！

面倒見がいい人は、困っているような人を見つけるだけでなく「このままにしておくと困ったことになりそうな人」を探すのも非常に得意です。常に一歩先を読みながら行動することで、声をかけた方が良いかもしれないというような人を前もってチェックしておけるのが面倒見がいい人なのです。

面倒見がいい人は、その場を仕切ることにも慣れています。こういう時はどうすればいいかという生活の知恵があり、また常に先読みして行動できる先見の明もあることを考えれば当然かもしれませんね。

面倒見がいい人は、体調が優れない人や落ち込んでいる人に接する機会も多いので、心身の調子を崩している人、崩しかけている人の兆候を見抜くのも得意です。鋭い人によっては当人が気付いていなかった心身の不調を言い当てるようなこともあるようです。

面倒見がいい人は、目の前の人の為になることなら全力を尽くします。思ったより大変だったから後は自分で頑張って…といった中途半端な手助けはほぼあり得ないと言ってもいいでしょう。

面倒見がいい人が、困っている人を助けたり世話を焼いたりする理由として一番大きなものが、自分に出来ることがあるのに困っている人を見て見ぬ振りが出来ないというものです。

例えば電車で座っている時にお年寄りが乗ってきた時、また例えば親とはぐれて泣いている子どもを見つけた時。面倒見がいい人は、そういう人を見かけるとまず自分にできることは何かを考え始めるのです。

困った状況にある人というのは、当然ですが余裕がない人が多いです。面倒見がいい人は、そんな余裕がない人とのやり取りにも慣れているため、普通の人ならびっくりしてしまうような相手にも普段通り接するなど、コミュニケーション能力の高さが見え隠れしています。

本当の意味で面倒見がいい人がよく言う言葉の例として、「ありがとうと言って欲しくてやってるわけじゃない」というものが挙げられると思います。何かをしてあげた相手からお礼の言葉を言われた時によく言う言葉ではありますが、面倒見がいい人の性格を考えると、これは本心の言葉のようです。

というのも、ひとつ前の項目であげた通り、面倒見がいい人は自分が見て見ぬ振りが出来ないという理由で人助けをするものなのです。それなのに相手がしきりに頭を下げてお礼を言って来ると、そういうつもりじゃないからやめて欲しいと思うのが面倒見がいい人の共通点のようです。

面倒見がいい人はその特徴からどうしても人を助ける側に回りやすいです。面倒見がいい人にとってはなんということはないコミュニケーションの一環でやったことに対してひたすら相手にぺこぺこ頭を下げられるような人間関係が続くと、それはそれで疲れてしまうのかもしれないですね。

面倒見がいい人は、弟や妹の世話を頼まれ、面倒を見ることが当たり前になっている人が多いです。その感覚を持ったまま大人になって、弟や妹の面倒を見るのと同じ感覚で周りの人の面倒を見るといった流れで面倒見のいい人になっていったわけですね。一人っ子であったり、姉や兄がいる場合でも近い年齢の子どもグループでは自分が最年長、小さい子の面倒を見るのは自分の仕事といった役回りで、やはり弟や妹のような小さい子どもの面倒を見る機会が人より多めだったというパターンもあり得るでしょう。

面倒見が良い人は、当たり前ではありますがそれだけ多くの人から感謝されながら生きています。場合によっては、「あなたのおかげで人生が変わりました」といった形で生涯の仲になるような人が何人もいるような人も少なくないようです。

面倒見がいい人は、人生において常に人の面倒を見れるだけの余裕を持ちながら生活しています。そして、その余裕を自分の生活をより良くするためではなく人の手助けをする為に活用しようと思えるような心の器の広い人が多いのです。