【妊娠検査薬クリアブルー】使い方や、判定線・蒸発線の正しい見方【画像あり】

フライング検査とは、生理予定日から1週間経過しないうちに検査することを指します。薬局などで販売されている早期妊娠検査薬も生理予定の当日から使用できるため、フライング検査の対象内です。

通常妊娠が確認できるのは病院でのエコーで胎嚢を目視できる妊娠5週目以降です。妊娠検査薬は、妊娠初期に受精卵から分泌されるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)に反応し妊娠を感知します。したがって、生理予定日直後でも陽性反応を確認することができるのです。

(フライング検査については以下の記事も参考にしてみてください)

娠検査薬クリアブルーがフライング向きと言われるのは「感度の良さ」が考えられます。クリアブルーのhCG検出感度は50mlU/mLと、他の主な妊娠検査薬の感度と変わりありません。しかし、着床してから間もない時期の極微量なhCGも感知してくれると感度に評判がありました。

実際に女性が複数の妊娠検査薬を使用したところ、妊娠検査薬クリアブルーが一番早い時期に薄い陽性が現れたそうです。このことからもクリアブルーは他の妊娠検査薬に比べ、いち早くhCGを感知でき、感度が良いためにフライング検査に向いていると言えます。

極端に早い時期でない限り、フライングであってもきちんとした検査をすることは可能です。hCGは着床から約5日後には、妊娠検査薬クリアブルーの検出感度である50mlU/mLに達しています。個人差はありますが、排卵から7日目に着床した場合であれば、その5日後の高温期12日目頃には妊娠検査薬で陽性となる計算です。

また、フライング検査で陰性であっても数日後には陽性となることもあります。一度妊娠検査して陰性でも落ち込まずに、数日空けて再度妊娠検査してみましょう。陰性から陽性に変わった際には、いつから陽性になったのか、判定線の終了線の濃さの変化を記録しておくことをおすすめします。

（妊娠検査薬はいつから反応するかについては以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠検査薬クリアブルーは感度が良いためフライング検査に向いています。そのため、早い時期に使用する方が多いと同時に「蒸発線が出やすい」と感じている人も多くいます。ここでは、妊娠検査薬クリアブルーの判定線と蒸発線の見分け方について紹介していきます。表示された線が判定線なのか、蒸発線なのか判断に迷った際の参考にしてください。

蒸発線とは、尿の水分が蒸発した際に検査紙についている検査薬の糊線が浮き上がってくるものです。ぼんやりとした薄い線が見えるので陽性線と見間違えることがあります。

妊娠検査薬クリアブルーでの判定線と蒸発線の見分け方のポイントとしては「判定窓に青色の線が見えるか」です。陽性であれば針のように細い線でも、やや薄くても青みがかっていれば陽性になります。しかし、判定窓の線が灰色であったり、紙に水分が染み込んだだけのような場合は蒸発線である可能性が高いです。

「なんとなく青い線に見えるけど、蒸発線のようにも見える」ということもあるでしょう。その際は、尿中のhCGが増加するまでしばらく間を置き、再度検査してみましょう。線に色が少しでもついていれば陽性の可能性があるので後日の検査で結果に変化があるかもしれません。

また、その他に稀なケースで、尿量の過不足により蒸発線の時に現れる薄い線が終了線でも見られるケースがあります。確実な結果を確認するためには正しい用量での検査を行う必要があるので注意しましょう。