高温期17日目は妊娠検査薬はあり？体温が下がったり出血があったら？体験談も

次回の生理がくるまでの期間は、排卵から長くても16日とされています。16日を超えた高温期17日目からは妊娠を確認できる時期です。次回の生理までの期間が最長でも16日なのは「プロゲステロン」が関係しています。

プロゲステロンは子宮内膜の環境を良くして、体温を上昇させる作用を持つほか、月経前症候群（PMS）の原因にも関係があると言われています。そして、高温期の形成に欠かせない存在です。しかし、その効果は約14日、長くても16日しか持続しません。プロゲステロンは16日で寿命を尽きるため、それに伴い高温期も長くて16日となるのです。

妊娠している可能性があると分かれば「検査薬で確かめてみたい」と思う人も多いでしょう。しかし、販売されている妊娠検査薬のほとんどは生理予定日から7日以上経過した時に使用できるものです。では、生理が3日遅れた現段階では、妊娠していても陽性反応は出ないのでしょうか？

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検査薬の仕組みは、hCGホルモン（妊娠ホルモン）がどのくらい尿の中に含まれているのかで陽性か陰性の判定をします。hCGは着床してから3日経過した頃に25IU/L、5日経過頃には50IU/Lに達すると言われています。着床期は個人差の影響を受けますが、受精してから7～10日間が目安です。

このことを踏まえると高温期17日目では50IU/Lまで到達しているはずでしょう。そのため、妊娠している場合は陽性反応が見られると考えられます。

高温期17日目で陰性の場合は、まず妊娠していないと考えるのが一般的でしょう。しかし、排卵の時期が大幅に後ろにズレ込んでしまった場合は陰性となる可能性も否定できません。

高温期17日目で検査する場合には、早期妊娠検査薬を使用するといいでしょう。早期妊娠検査薬は25IU/Lという低い数値でもhCGを感知します。これは着床間もない時期での分泌量のため、例え排卵日の予測が間違っていても数日程度であれば余裕を持って検査することが可能です。

早期妊娠検査薬では生理予定日のその日から使用できます。よく言われる「フライング検査」ではなく、適正な時期での検査となります。その分、判定の正確さも高いため、早い時期で検査したい人にはおすすめしたい検査薬です。

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