妊娠検査薬の陽性判定が薄い？【画像あり】蒸発線が出る理由と対処法

妊娠検査薬はスティック状の検査薬に尿を吸収させることで、妊娠しているかがわかる便利なアイテムです。チェックワンやクリアブルーなどがよく利用される商品で、ドラッグストアなどで手軽に手に入れることができます。

妊娠検査薬には、妊娠判定がわかる部分があり、そこに線が現れれば陽性判定で妊娠している可能性があります。線が現れなければ陰性で妊娠してないという結果です。正しい使い方をすれば、99％以上の正確さで検査が可能です。

陽性が出れば、妊娠を望んでいた場合は嬉しい判定です。しかし、説明書の見本と見比べて陽性判定の線が薄いことに気づくと「本当に陽性で妊娠している？本当は妊娠してないの？」と不安が続く原因になってしまうかもしれません。

ここでは、陽性判定が薄い理由について可能性のあるものをいくつか紹介します。特に、蒸発線と呼ばれる妊娠していることを意味しない線が現れる現象について詳しく紹介します。クリアブルーとチェックワンの蒸発線の画像なども紹介するため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

（妊娠検査薬で陰性が出る理由については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠検査薬の陽性判定の色が薄い場合は、蒸発線の可能性があります。蒸発線と陽性判定は見た目が少し異なります。まず、画像で確認してみましょう。

最初の画像は、クリアブルーという商品の蒸発線の例です。

次の画像は、チェックワンという商品の蒸発線の例です。

いずれの画像の妊娠検査薬も、左側の窓が妊娠判定を示す部分です。ここに色のついた縦線が現れたら、陽性判定となり、妊娠している可能性があります。画像では、この妊娠判定が出る部分に薄い線が見えています。これが蒸発線です。

「線が出ているのだから、薄い陽性判定なのでは？」と思う人も多いでしょう。しかし、陽性判定と蒸発線では、現れ方が異なります。まず、蒸発線はよく見ないとわからないほど薄い線です。陽性判定は多少の濃い薄いはありますが、もう少し見えやすいことが多いでしょう。

また、ずっと蒸発線が出ている状態が続くとも限りません。消えることもあれば、線が見える状態が続くこともあります。陽性判定であれば、ほとんど消えることはなく、線がある状態が続くのが通常です。

陽性判定の線の色は、それぞれのメーカーや商品によって異なります。チェックワンは赤紫色、クリアブルーは青色、ドゥーテストやPチェックは赤色です。蒸発線は、どれも共通してグレーっぽい色に見えることが多くあります。なお、蒸発線は薄い陽性判定と違い、くっきりと現れず、ぼんやりしていたり二重に見えたり線が細い場合もあるようです。

(陽性判定と蒸発線の見分け方については以下の記事も参考にしてみてください)