着床出血後の妊娠検査薬は陰性になる？いつから正しく反応する？体験談も

今回注目する「着床出血」について皆さん知っていますか？着床出血は本来「月経様出血」と言い、妊娠初期症状のうちの一つに当てはまります。着床出血が起こるメカニズムは、受精卵が子宮内膜に根を張る際に子宮内膜に微量の傷ができ、そこから出血して体外に出てくるというものです。（※1）

また、着床出血がいつから見られるかというと、排卵1週間後から生理数日前までの期間に当てはまります。生理前時期に出血が発生した際には月経不順、機能性子宮出血、排卵出血などの可能性もありますが、妊娠の可能性も考えられるのです。今回は、着床出血が発生した後いつから妊娠検査薬で反応が出るのかについて詳しく解説していきます。

着床出血を知らない方は「どのくらい出血する？」「いつからいつまで出血がするの？」と疑問に思いますよね。ここからは着床出血の特徴を体験談と一緒にご紹介します。生理前に出血が起きた際に、その出血は生理によるものか、着床出血によるものか分からない時のための判断材料にしてください。

着床による出血の場合は、上記の体験談のように下着が少し汚れる程度の出血量である事がほとんどのようです。また、出血がおりものに混ざって出たりする事もあります。

目に見えない位の小さな受精卵の着床による出血ですので、生理2日目のような大量出血になる事はまず考えられません。もしも生理の時のように血が大量に出てきた際には子宮筋腫など他の原因が考えられます。隠れた疾患を放っておくと不妊原因にもなります。妊娠を目指している方は速やかに病院へ行きましょう。

着床出血は生理出血と違い、期間が長引かないのが特徴です。多くの方は単日で出血が止まり、長くても3～4日程度である事がほとんどです。稀に少量の出血がダラダラ続く事もありますが、そのような場合は着床出血の他に黄体機能不全などの原因があるかもしれません。鮮血の出血が止まらない時は医師に相談してくださいね。

(着床出血の症状については以下の記事も参考にしてみてください)