庇護欲・保護欲とは？意味の違い＆使い方！これらの欲が強い人の特徴！

庇護欲・保護欲は何も男性から女性に対してだけ起こる欲求ではありません。最近は、女性から男性に対して庇護欲・保護欲が発揮されることもあります。それが、「私がやってあげなきゃ！」という行動に現れます。

例えば、洗濯や料理ができない彼を見ていると「私が洗濯や料理をしてあげないと、彼が生活できない！」と感じるのが女性から男性に対して感じる庇護欲・保護欲です。女性の場合、恋愛感情よりも「母性」が強いと庇護欲・保護欲を感じるようです。

男女ともに異性に対して庇護欲・保護欲を感じている人は、「私（俺）がいないとダメなんじゃないか？」と思うという特徴があります。

母性のように必ずしも恋愛対象のみに現れる感情ではありませんが、もしも「私（俺）がいないとダメなんじゃないか？」と思うようなことがあれば恋愛に発展する可能性もあります。それくらい、庇護欲・保護欲というのは男女関係に強く作用する欲求なのです。

庇護欲・保護欲の意味や違いについてご紹介します。類義語ではありますが、どちらも大まかに説明すると「（対象を）守りたい」という欲求のことをいいます。たとえば、「雨の中に子猫が捨てられているけど、何とか守ってあげたい！」というときに湧き上がる感情のことです。

ただ、類義語なので厳密に言うと庇護欲は「弱い立場の対象を守りたい」という欲求に対して保護欲は「対象を何かから守りたい」という欲求です。もっとわかりやすいように、相手の言動から庇護欲・保護欲のどちらをあなたに抱いているのかご紹介します。

男性からよく聞くフレーズ「俺にまかせて！」は、庇護欲と保護欲のどちらに分類されると思いますか？ちょっとまだイメージがつかめてないので難しいですよね。

「俺にまかせて」という言動は、「弱い立場の対象を守りたい」という欲求なので「庇護欲」に分類されます。何か不安なことを相談したときに、この言動がでたら相手はあなたに対して庇護欲を抱いているということです。

あなたにとって話しづらい人がいて、その人に話をするのが嫌なことを男性に相談したときに「俺が話してくるよ！」という言動が出たとします。この場合は、庇護欲と保護欲のどちらかわかりますか？

これは、「嫌な相手からあなたを守りたい」という欲求なので「保護欲」が働いていることになります。

だんだん庇護欲と保護欲の違いが分かってきましたよね。それでは、今度は仕事のシフトなどでどうしても入れない予定にシフトが入ってしまったときに聞く「俺がかわるよ！」という言動ですが、これは庇護欲と保護欲のどちらになると思いますか？

「予定を替えてほしいと言えない弱い立場のあなたを守る」という欲求なので庇護欲になります。男性だけでなく、女性もやさしさからこういった言動をすることがありますがそれも同じ庇護欲にあてはまります。