庇護欲・保護欲とは？意味の違い＆使い方！これらの欲が強い人の特徴！

いろいろな場所で聞くことのある「重いものは俺が運ぶよ！」というフレーズは、庇護欲と保護欲のどちらになると思いますか？これは「力の弱いあなたを守る」という欲求なので庇護欲にあてはまります。

このフレーズとは逆で、「細かい作業は私がやるから！」という言動は女性から男性に対しての庇護欲（母性）に当てはまります。男性の場合は好きな女性に対するアプローチが多いですが、女性の場合は同じ庇護欲でも母性からくるものが多いですよね。

庇護欲や保護欲の違いと同様に、似たような意味を持つ「類義語」はたくさんあります。「これって、保護欲？」と思っていても、実は全く別の欲求ということもあります。

とくに、庇護欲や保護欲の強い男性の場合、別の危険な欲求に繋がることもあります。念のため、保護欲の類義語についても知っておきましょう。

厳密に言うと保護欲には、類義語はありません。実は、「保護欲」という言葉自体が辞書に載っていないからです。これは、「欲」という文字をつけると無数に単語ができるため辞書に載せていたらきりがないからです。

そのため、辞書的な意味でいうと保護欲に類義語はありませんが、「心理学」という側面から見ると前述の「庇護欲」が類義語にあたります。また、「支配欲」や「征服欲」なども心理学的側面から見ると保護欲の類義語にあたります。

心理学的側面から見た保護欲の類義語「支配欲と征服欲」ですが、単語の意味からすると全くの別物だと思いますよね。支配欲と征服欲は、どちらも「相手を自分のものにしたい」という欲求です。

意味上は全くの別物ですが、実際に恋愛している相手の男性が「保護欲」を抱いているのか「支配欲や征服欲」を抱いているのかよくわかりません。保護欲の類義語である「支配欲や征服欲」は、相手をとにかく自分の思うように動かそうとするので気をつけましょう。

洗濯や料理などの家事ができない男性を見ていると「私がお世話をしてあげなきゃ！」と感じる女性がいますが、それは「母性」からきています。保護欲とよく似ていますが、母性は「子供の世話をしてあげたい」という女性の本質をあらわしたものなので「守ってあげたい」という保護欲とは少し異なっています。

ただ、成人男性に対して毎日のように母性を発揮していると心理的な変化で保護欲にすり替わることもあります。たとえば、「だらしない彼の世話をしていたら次第に意識するようになった」という事例が母性から保護欲へすり替わる代表例です。

女性の場合は、「子供のようだから世話をしてあげなきゃ！」という母性で保護欲が働くようになります。では、男性の保護欲はどのように起こるのでしょうか？それは、「俺の方が強いからこの子を守ってあげなくちゃ！」という心理から起こります。

男性の場合は、このような「社会的・肉体的」な強さから保護欲が働きます。使い古された言葉ですが「守ってあげたい女子」というのは、この男性の保護欲を見事に刺激しているのです。

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男性の保護欲は、「社会的・肉体的」な強さから働くものでした。言葉にするとわかりやすいですが、実際の人間を相手にすると相手の保護欲が強いのかどうかはよくわかりませんよね。

そこで、保護欲が強い人の特徴をご紹介したいと思います。まずは、男性で保護欲が強い人の特徴からご紹介します。