ドイツ人と日本人は相性最悪！？彼らの性格・特徴〜夜の生活まで徹底比較！

とある書籍でドイツ人は自己的合理主義と評されますが、とにかくやる時とやらないときのメリハリが凄いです。彼らは時にクライアントと対立しても自分の意見を大事にするほど仕事にプライドを持っていますが、休暇中はよっぽどでない限り絶対に仕事しません。仕事する時と休む時、それぞれ100%で時間を割り振るのです。

ドイツはソーセージなどが有名ですが、他の有名な料理ってなにかパッと思いつきますか？おそらく、誰もが知っているような料理はすぐに頭に浮かばなかったはずです。実はドイツ人は食事に対しこだわりがなく、ほとんど冷たいパンやチーズを個人個人で済ませてしまいます。日本人のように、一家団欒で温かい食事を取るという発想があまりないのです。

ドイツ社会全体で「暖かい食事は昼食のみ」という考えが広がっており、手料理も全然手間暇をかけたりしません。家庭によってはあらかじめ大量に作って冷蔵庫に入れておき、お腹がすいた時に各自勝手に必要分取り出して食べたりすることも。本当に特別なクリスマスの時期やお祝い事の時にしか、豪勢な手料理は振舞われないのです。

ドイツ＝ビールが旨いというイメージがありますが、もちろんそれは大正解です。ドイツ人はビールやお酒を愛しており、2時間で20杯以上の中ジョッキを飲み、帰りにコンビニでビールを買って帰る、小柄の女性が1リットルのジョッキを飲み干すなどの逸話を聞くことができます。しかし翌日にはケロッと仕事をこなしたりするので、本当にお酒に強いのです。

ただし、ドイツ人とってお酒で酔っぱらうことは恥です。酔っぱらって千鳥足になろうものなら軽蔑の対象になるほど、お酒に酔うのは大人として恥ずかしいと考えられています。ですので、普通は日本のようにベロンベロンになるまで居酒屋で飲むという習慣がありません。ただし、サッカーの試合が絡むと話は別なのだとか。

「ドイツ人は時間に正確である」、そのイメージは間違っていません。ドイツ人は約束の時間厳守には非常に厳しいのです。ただし、それは電車などの公共機関には適応されません。電車やバスは平気で数十分から数時間遅れてきたり、時には途中で運行取りやめで適当な駅で下されたりすることもあるとか。

他にもとある書籍では、配達物の再配達を忘れられたあげく、届いたのは一週間以上後になったというエピソードも紹介されていました。その際も受付は「私はきちんと伝えたから」と、受付としての仕事以外はノータッチの姿勢だったとか。ドイツ人らしいですが、あまり日本の公共機関のように信用し過ぎるのは止めた方が良いでしょう。

ドイツ人と日本人は、真面目という意味では非常に似通っています。しかし、だからといって相性が良いわけではありません。ドイツ人と日本人の真面目さの意味は根本的に異なっており、特に仕事の面では考え方が大きく違っているのです。では、どこが違っているのか少し見ていきましょう。

ドイツ人は個人のタスクを集中してこなし、日本人はみんなで協力してタスクをこなすという習性があります。ですので同じように真面目さを発揮したとしても、この両者では物事の進め方が全く違うのです。この考え方の違いで、ドイツ人と日本人でのコミュニケーションは難しくなってしまう場面があります。

ドイツ人は物事に対し、自分の考えに基づいて徹底的に調べ上げる、または相手と議論を重ねるなどを行います。時に相手のやりたいことを無視してでも、自分の意見や仕事を突き通すこともあるのです。日本人の場合、「空気を読む」ことが美徳とされているため、自分の意見を留めることがありますが、ドイツ人はあまりそういうことはしないのです。

また、日本人は時に規則を破ってでもその場の利益を出そうとしますが、ドイツ人は規律や法律が絶対ですので、利益不利益に関係なく規律に沿っているかを重視します。融通が利かないとも言えますが、それは厳格で一貫した強い芯を持っているとも言えるでしょう。