ドイツ人と日本人は相性最悪！？彼らの性格・特徴〜夜の生活まで徹底比較！

「規則を守る真面目な人たち」「時間厳守は絶対である」ドイツ人にそういうイメージを持っている方は多いでしょう。実際にドイツ人は規律、法律を重んじることを美徳にしており、それらを破ろうものなら激しく糾弾されるという実話もあります。

しかしいくら真面目で厳格な国民性であっても、実は必ずしも時間に正確であったり、仕事を協力し合って進めていったりしていません。彼らはどちらかと言えば「自己中心合理主義」、つまり「私は私、あなたはあなた」、「俺の仕事はきちんとやるけど、お前のは知らん」というように、日本人とはまた違った正確さを持っているのです。

ドイツの正式名称はドイツ連邦共和国。16の州からなる連邦国家で、面積は約35.7万㎢です。これはヨーロッパの中では9番目の広さを誇り、日本より少し狭いくらいの広さになります(日本は約37万㎢)。連邦国家であること、他の民族が暮らしていることもあって、地域ごとで文化、制度、価値観に結構差があったりします。

西ヨーロッパに属し、山、川、海など自然豊かな国土に恵まれています。ドイツの北側は北海やバルト海に面しており、バルト海の対岸にスウェーデン、北海の対岸にイギリスが位置しています。隣国にはデンマーク、ポーランド、フランス、オランダなど有名なヨーロッパの国々が位置していますね。

人口はおよそ8300万人(2018年現在)。日本よりは山が少なく人が住める場所が多いため、同じくらいの面積ですがゆったりしています。ただし、森林は多いのでそこまででもなく、人口が100万人以上の大都市はベルリン、ケルン、ハンブルク、ミュンヘンの4つしかありません。

ドイツは寒いというイメージがありますが、実はそこまで寒くなかったりします。それより特徴的であるのが、夏と冬の日照時間の差です。夏は午後10時くらいまで明るいのに、12月のなると日の出が8時で日の入りが16時、日照時間8時間という驚異の短さ。1965年には、一か月の日照時間がなんと0時間という驚愕の記録が残っています。

ここまで日の出が少ないとビタミンD不足などにより、冬季うつや自殺率が高くなってしまう危険性があるので、ドイツでは夏場に頻繁に日光浴をする習慣があります。なんと場所によっては、外で裸になって日光浴しても良い場所が法律で指定されていたりするほどです。法律できちんと決まっているあたり、ドイツらしさを感じさせますね。

ドイツのお店は夜の8時には閉まり、10時には人通りがほとんどなくなってしまいます。場所によっては開いているスーパーやバーもあったりしますが、夜遅くまで出歩いている人はほとんどいないのです。

治安は他のヨーロッパの国に比べて安定しており、比較的安心して旅行できます。しかし日本ほどではなく、人通りの少ないところ、夜遅い時間、貴重品を置きっぱなしにするなどは控えましょう。地域によっては他の国の人のことを良く思っていない場所もあるようです。