山形の方言＆かわいい山形弁まとめ！【動画】で地元民の会話も！語尾が特徴的？

米沢市を中心として置賜地方で使われている方言です。米沢弁ともいわれており、ズーズー弁で、村山弁よりもアクセントが丁寧なのが特徴です。

山形弁での告白など、様々な山形弁の使い方や特徴をご紹しますので、特に語尾に注意しながら、みなさんも会話の中に取り入れて山形弁を楽しみましょう！

「めんこい」は言わずと知れた、山形の有名な方言なので、みなさんもご存知なのではないでしょうか。「めんこい」は「かわいい」という意味として広く知られており「めんこいなぁ」と聞けば「かわいいなぁ」と言っている事がすぐにわかります。

しかしこの他にも「めんこい」には意味があり、例えば何か善い行いをした子供に使う場合は「えらいなぁ」という意味になります。他にも恋人同士や、可愛い服や装飾品などを目にした時など「めんこい」と使うこともあり、様々なシーンに使えます。また「めんごぐね」と言えば「かわいくない」という意味です。

久しぶりに会う友達やメールなどのやり取りに「元気だった？」と気軽に尋ねる時に使えます。また「元気だっけがっす？」と、語尾に「す」を付けて尋ねると丁寧な言い方になり、意味は「お元気でしたか？」となります。使い分けが出来ると、目上の方とも話もしやすくなりますね。

告白する時に使える山形弁を紹介します。まず動画にある「つき合ってけろ」は「つき合ってください」の山形弁ですが、告白の言葉も地域性や世代で様々です。次に各地域の山形弁の告白の言葉を挙げます。

村山弁の告白「おめぇの事がずっと好きだったんだず」
新庄弁の告白「おめぇの事、ずっと好きだったんだにゃー」
庄内弁の告白「おめぇの事が好きなんだのー」
置賜弁の告白「おめぇが好きなんだごで」

語尾の違いで地域性が見て取れますね。色々な言い方があるので、気に入った山形弁を参考に告白してみるのもいいかもしれません。

「んだ」は肯定する時などに使う「そう」という意味です。この「んだ」には様々なバリエーションがあります。「んだず」は「そうだってば」、「んだっす」は「そうです」、「んだべ？」は「そうだろ？」、「んだばー」は「そうだよ」など、さまざまなバリエーションがあります。

また新庄弁で「んだにゃー」村山弁で「んだずにゃー」と言えば「そうです」という意味です。語尾に「にゃー」がつく独特の言い方をします。語尾の変化だけで使い方も違ってきますので、様々なバリエーションを覚えて会話するのも面白いですね。

「あいづ」は「あれ」、「こいづ」は「これ」、「そいづ」は「それ」という意味で、語尾に「づ」がつくのが特徴です。また「そいづ」は「ほいづ」とも言います。他にも「どれ」というのは「どいづ」と言い、覚えやすい山形弁のひとつです。「あいづめんこいなぁ」など使ってみるといいでしょう。