山口の方言＆かわいい山口弁まとめ！語尾が特徴的？【動画】で地元民の会話も！

「ご心配です」と声をかけられたらびっくりしてしまいますが、山口弁の「ご心配です」は「お疲れ様です」という意味で使います。地域の行事や学校行事で「お疲れ様でした」と挨拶をする場面がよくありますよね。そんな時も「ご心配でございました」と使いますので、覚えておくと便利な方言の1つです。

「びったれ」という山口弁は「だらしない」とか「みっともない」という意味で使われます。びったれな恰好というのは、だらしない、みっともない恰好ということになりますね。

地面がぬかるんでいることを、山口弁では「じるい」と言います。「道がじるいけぇ」といえば「道がぬかるんでいるから」という意味です。

「じらくう」という山口弁を知っているでしょうか？「駄々をこねる」という意味です。子供に「また、駄々をこねて！」と注意することありますよね。そんな時は「また、じらくってから！」と言います。「じら」は、わがままという意味ですが「じら」を言う人の事は「じらくり」とも言います。

「みてるけぇ、食べてしまいー」という使い方をします。「見ているから、食べなさい」って、どういう意味？と考えてしまいますよね。「みてるけぇ」という山口弁は「見ている」という意味でなく「なくなるから」という意味で使われます。「みてるけぇ、食べてしまいー」は「なくなるから食べてしまいなさい」という意味になります。

会話の中で出てきたら、耳を疑って聞き返してしまいたくなる「のんた」という方言。強調を表す方言で「のう、あんた」（ねえ、あなた）に由来していると言われます。会話の最後に「～のんた」と付いてくるのが面白いですよね。相手に同意を求めるときなどに使うのですが、現在では、年配の人が主に使っています。

面白い方言ですが、初めて耳にすると不思議な訛りだなと思ってしまいますよね。

「ありがとうございます」に一致する方言ではないのかもしれませんが「ありがとう」に近い感謝の気持ちを伝えるのに使う方言です。「耐え難い」は「申し訳ない」「恐縮です」という意味で使われている言葉なので「そんなことまでしてもらって恐縮です」という感謝の意味をこめて「ありがとうございます」という同じ意味合いで使います。