慈しみとは?その意味が分かる慈しみ深い偉人達のエピソードも!
「慈しみ」という言葉は愛よりも深い?「慈しみ」の意味だけでなく、「慈しみ合う」「慈しみ深い」など関連する言葉の意味もあわせて紹介。さらに偉人達の慈しみ深いエピソード・名言から学ぶ、慈しみ深い心を持つ人の特徴・行動をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

「慈しみ」と近いイメージの言葉に「思いやり」があります。どちらかというと「思いやり」の方が、私たちにとって身近な言葉と行動です。使い方や意味、この2つにはどのような違いや特徴があるのでしょうか?
「思いやり」意味を知ると実は相手のためではない!?

「思いやり」は文字通り、相手を「思うこと」です。相手のためを思って、何かしてあげたい、与えたいという気持ちです。こう書くととても素晴らしいことのようですが、それはあくまで「自分自身の都合」なのです。もっといえば、相手に与えることによって、何か「見返りがあること」を期待しています。なので使い方には注意が必要です。
無意識のうちに見返りを求めてしまう「思いやり」はアウト!?

通常そこまで意識しませんが、「こうしてあげれば彼は喜んでもっと(私に)してくれるはずだ」「優しくしてあげればきっと良い子になってくれる」と、相手が自分にも都合の良いように行動してくれることを無意識に期待する気持ちが、思いやる側の心の中にあります。使い方一つによって意図が正確に伝わらないことがあるかもしれません。
大学生
19歳
自分で思いやりのある子ぶってても、正直それが重いときとかある。必要以上に世話やかれると落ち着かないし、なんか押しつけがましい。そういうのがモテるって思ってるとか最悪。
「思いやり」悪いことではないが、自己本位になりがちな意味を含む

もちろん、「思いやり」自体は決して悪いことではありません。何にせよ相手のためになることを考え行動できるのは素敵なことです。けれど、本当の意味で「相手のため」になることが、いかに難しいか、「思いやり」という言葉ひとつ取っても分かるのではないでしょうか。このように、「思いやり」と「慈しみ」の言葉の使い方には注意が必要です。
「慈しみ」は無条件にあふれ出る愛という意味

そこで「慈しみ」の素晴らしさと使い方についてです。慈しみとは「恵み」、我が子を愛するという無条件の親の愛情と言えます。「命よりも大事な~」と、子への愛を表すことがあるように、「慈しみ」とは、自分自身を犠牲にしても、愛したい、与えたいという心です。
自分では気づかなくても確かに感じている「慈しみ」の気持ち

「無条件で人を愛する」とは敷居が高く感じるかもしれません。大きく構えることはないのです。家族やペットに接するとき、自然とその「愛」を、あなたも感じているはずです。そして気づかないうちに人生のさまざまな場面で、あなた自身も「慈しみ」を受け取っていることでしょう。「慈しみ」という言葉の使い方はあなたのやり方次第で広がるのです。
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