見返りを求めない人の特徴9つ！そうなるための方法&心構え9選も！

「見返りを求めない人」とはどんな人のことでしょう。端的に言って「感謝や賞賛、お返しなどを求めず、ただ相手を想って行う人のこと」。理解していても良い事をすると、どこかしら「私、素敵でしょ？褒めて！」と多くの人は思ってしまいます。

しかし、世の中には、確かに見返りを求めず行動してる人はいます。その姿はとても魅力的で、余裕が感じられ、人々が引き寄せられます。そんな素敵な人になりたいと思ったときに道しるべとなる、見返りを求めない人の特徴や心構え、そして数々の偉人の名言や逸話などを紹介していきます。

見返りを求めない人を目指す為に、まずは見返りを求めない人の特徴を知りましょう。人間、行動を近づけることによって変化することがあります。自分の日頃の行動を顧（かえり）みながら読んでみましょう。

見返りを求めない人は、とてもマイペースです。悪く言えば空気を読まない、よく言えば常に自分でいるという感じで、無理もしないし、自分の出来ることはする。そんな自分に対して素直な人だから、相手に対しても寛容になれるのでしょう。

【特徴1】にもありましたが、見返りを求めない人は、自分にとても素直です。見返りを求めないような偉大な人だからと言って、怒ったり、悲しんだり、可愛くないことを思ってはいけない訳ではないのです。逆に、ちゃんと素直に感じています。性格が悪いのではなく気持ちを受け入れる。ただ、他の人と違うのは、あまり口や態度に出さないという事です。

少し難しいですが「あの態度は、腹立つよね」と自分に共感して、「でも、自分の為になったし、良しとするか！」といった感じに終了させるのです。自分を否定したり我慢させて、他人に優しくすることは出来ません。自分の心の言葉にさえも理解する優しさを持っているのです。

見返りを求めない人は、愛情深い優しさがあります。そしてその優しさの裏には、高い確率で、辛い出来事や悲しい過去、苦労した経験をしている人が多いです。

悲劇に飛び込め！とは絶対に言いませんが、誰しも大小、今まで辛い事や悲しかったことがあったでしょう。その時の自分のように、目の前の人が困ったり悲しんだりしていると感じれたなら、きっと自然な優しさで手を差し伸べてしまうでしょう。

見返りを求めない人は、他人の行動や言動に基本プラス思考です。相手がなにか怒っていると「最近忙しくてイライラしてるのかな…そっとしておこう」とか、期待したように相手が動かなかったら「難しいのかもしれない…仕方ない」など、一種諦めの境地も上手に使って受け流します。マイナスな方向に行ってズルズル考えるような事はしないのです。

この優しさは、性格的に優しいのか、家風(かふう)なのかは断定できませんが、見返りを求めない人になりたいと思っている時点であなたにも優しさの素質はあります。相手が思い通りにいかない時の思考癖をつけていきましょう。

見返りを求めない人は、自然とその人の良い部分を中心に見ます。良い部分に集中すると、悪い部分が小さくなります。どんな素晴らしい人にでも欠点はあります。自分にだって、相手にだって。相手が偉い人だって同じ。そう考えたら、相手が誰でも対等に接することが出来るでしょう。