ケニア人の特徴や性格10選！実はマサイ族は超少数？妊婦が石を食べる！？不思議の国の実態！

ケニアは世界で珍しい、多くの民族から成り立っている国です。アフリカは多民族国家が多いですが、中でもケニアには民族グループは推定42～70あると言われています。ケニアでは様々な文化を持っている人々が、皆ケニア人として、共生共存して暮らしています。

ケニアは東アフリカに位置しており、1963年イギリスから独立しました。ケニアの首都はナイロビです。現在のケニア人の総人口は4500万人と言われています。男性と女性の人口比率はほぼ同じです。面積は日本の国土の1.5倍です。ケニアの公用語は英語とスワヒリ語で、ケニア人は公用語と自分達の部族の民族語を使っています。

ケニア人の平均年収は日本円にして、およそ8万円です。世界銀行のレポートでは、最貧国に分類されています。アフリカでは年々物価が上昇し、ケニアでも経済格差が大きく開いています。医者などの専門職は年収400万円、タクシー運転手、教師などの仕事は年収10万～30万円ほどです。ケニア人の子どもたちの中で大学に進学する子はごくわずかです。

ケニア人は明るくて前向きです。年収が低くても自分達を貧しいと思わず、お互いに助け合って暮らしています。それぞれの民族に文化があり、他の民族とは物々交換をしながら、生活を営んでいます。

アフリカの中でも広大な農地を持ち、海に面したケニアは、特に新鮮な食物に恵まれています。ケニアの代表的な料理に「ニョマチョマ」という名前の料理があります。これはスワヒリ語で「焼肉」という意味で、鶏肉、ヤギの肉、牛肉が使用されています。

ケニアはトロピカルフルーツの産地です。マンゴー、パパイヤ、オレンジ、バナナ、梨など多くのフルーツが、マーケットに並んでいます。野菜はほうれん草、キャベツ、トマト、じゃがいもなどがあります。イギリスの植民地だったケニアは、アフリカとヨーロッパの文化の影響を受けて豊かな食文化を形成しています。