妊婦のむくみ（浮腫）解消法11選！妊娠中に足がむくみやすい原因は？

むくみに効果があるのはやはり身体を動かすことです。妊娠中は激しく動くスポーツは控え、マタニティヨガやマタニティスイミング、ウォーキングなどの緩やかな有酸素運動を積極的に取り入れるとむくみの解消に繋がります。

とくにウォーキングは足の筋肉を良く使うので、下半身がむくみやすいという妊婦さんにはぴったりの運動法です。歩幅を大きくして歩くと、さらなる効果が得られるでしょう。

水分が足りないせいでむくみが生じていることもあります。水を一気飲みしてしまうと胃に負担がかかったり、水分代謝が追い付かなくなることもありますので、目安としては200mlを1時間かけて飲むくらいのペースが好ましいと言われています。妊婦さんは身体を冷やすと良くないので、白湯（さゆ）を飲むなど工夫すると良いでしょう。

むくみ解消法で効果が高いのが、むくみに効果があると言われているお茶を飲むということです。むくみに効果があると言われているお茶は、黒豆茶やごぼう茶、とうもろこしのひげ茶、杜仲茶などが挙げられます。余分な水分を身体の外へ排出してくれる効果があるのです。

温かいお茶は身体も温めてくれるため、血流を良くしてくれる効果も期待できます。これらはカフェインが含まれていないので、妊婦さんでも安心して飲むことができるでしょう。

むくみの原因には塩分の過剰摂取が絡んでいます。特に妊婦さんは、外食をすると一気に体重が増えてしまったという方もいるかもしれませんね。外食には塩分がたくさん含まれているため、むくみが生じて体重増加に繋がってしまうのです。

外食やインスタント食品には特に高い塩分が含まれていますので、妊娠中は控えるようにしましょう。調理をする際にも、意外と多くの塩分を使っていることがあるので妊婦さんは注意が必要です。調味料の量を測りながら味付けをすることで塩分を抑えることができます。

身体の外へ塩分を排出してくれるのは、カリウムという栄養素の働きによるものです。カリウムが多く含まれる食材は、海藻類、豆類、アボカド、ナッツ、トマト、しらす、すいか、バナナ、きゅうり、よもぎ、とうもろこしなどが挙げられます。

むくみが気になる妊婦さんは積極的にこれらの食材を摂取するようにすると良いでしょう。食べる際には、ドレッシングをたっぷりかけてしまうと本末転倒になってしまいますので、量には気をつけて食べるようにしましょう。

足のむくみ解消法としておすすめなのが、リンパマッサージです。特に入浴後は血流が良くなっている状態になるので、お風呂からあがってからリンパマッサージを行うと良いでしょう。

足首からひざに向かって、ふくらはぎの部分を両手で下から上にもちあげながらやさしくマッサージしていきます。膝から足の付け根の部分も同じように、下から上へマッサージします。3回ほどマッサージを繰り返すと、血行が良くなり、足が軽く感じられるでしょう。また、お腹が大きくなってつらい時には、パートナーの手を借りてマッサージを行なってみてくださいね。