赤ちゃんの指しゃぶりはいつから?止めさせるべき?悪影響はあるの?

【医師監修】新生児や赤ちゃんの指しゃぶりは可愛いですよね。しかし、指しゃぶりは「いつからいつまでするか」「やめさせるべきか」「悪影響はあるか」と不安もあるのではないでしょうか。今回は新生児や赤ちゃんが「指しゃぶりをする理由」「続けさせて良いか」をご紹介します。

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専門家監修
イソベ先生
キャッツこどもクリニック院長。臨床心理士。産業医。何かあったときに安心できるようなかかりつけのお医者さんとして、地域をサポートする存在になりたいと思っています。・・・
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Contents
目次
  1. 知ってほしい新生児や赤ちゃんの指しゃぶりについて
  2. 新生児や赤ちゃんが指しゃぶりをするのはなぜ?
  3. 新生児や赤ちゃんの指しゃぶりはいつからいつまで?理由は?
  4. 他にもある!新生児や赤ちゃんの指しゃぶりの理由
  5. 新生児や赤ちゃんの指しゃぶりはやめさせた方が良い?
  6. 新生児や赤ちゃんの指しゃぶりを優しく見守ろう

生後5ヶ月以降になると、段々と乳歯が生えてくる赤ちゃんが増えてきます。生えてくる歯がむずがゆく歯固め代わりに指しゃぶりをする子も多いです。

また赤ちゃんは口と舌の感覚が最初に発達します。そのため、指しゃぶりをしていると少しずつ吸う以外の口の動きができるようになっていきます。指しゃぶりは口の筋肉を使うので、離乳食の準備にもなるといえるでしょう。

指しゃぶりの理由【不安なとき】

赤ちゃんが「1人でいるとき」「寝るとき」「少し不安な気持ちになったとき」などに指しゃぶりをすることがあります。指しゃぶりをすることで気持ちを落ち着かせて、自分を安心させようとしているようですね。

イソベ先生

小児科医

指しゃぶりは不安なときに多いような気がします。やめさせるよりも不安を取り除き、やめていただきくように持っていくのも良いかもしれません。優しく待ちましょう。

赤ちゃんがしきりに指しゃぶりをしているときは、抱きしめてあげたりスキンシップをとってあげてくださいね。(※2)

新生児や赤ちゃんの指しゃぶりはやめさせた方が良い?

新生児や赤ちゃんの指しゃぶりは成長するための大切な行為です。しかし、大きくなってもいつまでも指しゃぶりをしている場合には注意が必要です。そこで、指しゃぶりをし続けることで「考えられる悪影響」と「やめさせる方法」についてご紹介します。

新生児や赤ちゃんの指しゃぶりに悪影響はある?歯並びに影響する?

新生児の頃は、赤ちゃんの指しゃぶりを無理にやめさせる必要はありません。しかし、大きくなって顎の力も発達してくると、指しゃぶりで噛み合わせがずれてしまう恐れがあります。こうなると、歯並びがどんどん悪くなってしまう可能性があるので、やめさせるようにした方が良いでしょう。

4歳以降の子どもの指しゃぶりをやめさせる方法とは?

新生児や赤ちゃんの指しゃぶりは、成長の過程として大切な行為です。しかし4歳以降もいつまでも指しゃぶりをしている場合は、やめさせる必要があります。指しゃぶりをするのは「寝るとき」が多く、「空腹のとき」「不安なとき」もよくやります。

4歳以降の指しゃぶりをやめる方法としては、できるだけ「両手でする遊び」「スキンシップ」をするなど、指しゃぶり以外に興味をひくという方法が効果的です。すぐ寝ることができるように、しっかり生活リズムを整える方法も効果的でとても大切でしょう。よく運動してエネルギーを発散していれば、指しゃぶりをしなくても自然にすぐに寝るようになりますよ。

空腹の時間が長くならないように、食事の時間も毎日できるだけ合わせてくださいね。これらの方法を続けていけば徐々に指しゃぶりは減っていくようになるでしょう。すぐにやめさせることができずに結果がでなくても、焦らないようにしてくださいね。

新生児や赤ちゃんの指しゃぶりを優しく見守ろう

いかがでしたか?赤ちゃんの指しゃぶりは「いつからいつまでするのか」「なんでするのか」といった疑問が解消されましたよね。赤ちゃんの可愛い指しゃぶりですが、4歳以降の指しゃぶりについては歯並びの悪影響に注意する必要があるので、ご紹介した方法で徐々にやめさせてあげてください。