【依】を使った名前（女の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「依」という漢字を使った名前は、女の子の名付けで近年人気が出てきています。最新の女の子の名付けランキングの上位にランクインする「ゆい」や「めい」などの読み方の名前にも、「依」の字を使うことが多いようです。

「頼りになる」「助けてもらえる人に恵まれる」など、人と人とのつながりを大切にできるというイメージがある「依」という漢字。意味の由来や画数なども気にしながら、「依」の付く名前にはどんなものがあるのかみていきましょう。

「依」という漢字の意味や由来は様々あります。ここでは、「依」という漢字を名づけに使うにあたって押さえておきたい以下のポイントをご紹介します。

●「依」という漢字の意味
●「依」という漢字の読み方
●「依」という漢字の由来
●「依」という漢字の字画数

人という意味をもつ「イ（にんべん）」と「衣」からなる『依』という漢字。その構成からもわかるように、衣服と人間が寄り添っている様子を表しています。人と衣服の切っても切れない関係から「寄りかかる」「頼りにする」「従う」「よりどころとする」といった意味が生まれてきました。

また、衣服は体を包み込んでくれるというイメージから「包容力」「助ける」「優しさ」、衣服を着ることによって落ち着き安心するという意味で「安らか」「平常心」「穏やか」という使い方もできます。そこから派生して「そのまま」「自然体」という意味で使われるようです。

「依」という漢字の読み方は訓読みで「よ（る）」、音読みでは「イ」「エ」です。名乗りで「すけ」「つぐ」「より」と読ませることもできる漢字で、男の子の名前にも使われるケースがあります。女の子の名前で人気のある「ゆい」「めい」「あい」なども「依」を使うことができますね。

「依」という漢字の由来には諸説ありますが、霊を宿した衣を代々引き継いでいた儀式に由来するという説もあります。衣服は人間的生活には欠かせないものであることから、この漢字が生まれたのかもしれませんね。

人と衣服との関係のように、頼ることのできる周りの人に恵まれ、周りからも信頼され頼りにされる存在になってほしいという意味やイメージがぴったりの漢字ですね。

名付けの際には、漢字の意味だけではなく字画数も気になりますよね。「依」という漢字の字画数は8画。苗字との字画数の相性を見る際の参考にしてみてください。

読み方が似ている漢字に「衣」がありますが、こちらの字画数は6画です。名前の読み方を変えたくないけれど、「依」では姓名判断などで字画数があまり良くないといった時には「衣」も選択肢の一つとして考えられますね。

赤ちゃんの名付けに「依」を使うケースは年々増えてきているようです。女の子の名前はもちろん、男の子の名前で「依」を使う名前の欄均トップ5を見ていきましょう。