【季】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「季」という漢字から私が連想するイメージとしては、春夏秋冬それぞれの季節の風景やさわやかさです。また「季」がつく名前といえば女の子、というイメージが強いとも感じます。みなさんも同じようなイメージを持っているのではないでしょうか。実際に私の友達にも「季」がつく名前の人がいますが、やはり女性です。

今回「季」がつく名前をたくさん調べましたが、女の子の名前の種類の方が確かに多かったです。でも安心してください。男の子の名前にも使うことが出来ます。夫の同級生にも「季」がつく名前の男性がいると言っていました。

この記事では「季」という漢字についてや、「季」がつく名前をたくさん紹介していきます。また実際に生まれてきた赤ちゃんに「季」を使う名前にした理由や意味を、男の子と女の子の両方の体験談も紹介していきますので、ぜひ名付けの参考にしてくださいね。

「季」という漢字が「春夏秋冬」それぞれの季節を意味しているというのは、みなさんご存知ではないでしょうか。また、昔は季節を3ヶ月ごとに分けていたそうで、各季節の時期のことを意味している漢字でもあります。そのことから「季」という漢字は「時（とき）」という意味もあります。

しかし本来「季」という漢字が持っている意味は別にあります。漢字の成り立ちや漢字が表している様子から「季」の意味を紐解いていきましょう。

まず「季」は「禾（いね）」と「子」に分けることが出来ます。「禾」は読み方の「いね」と同じ「稲穂」を意味していて、「子」は「子ども」のことです。また「禾」は、大人の男性が豊作祈願の舞いを踊る様子からできたとも言われています。その「禾」に「子」を組み合わせた「季」は、豊作祈願の舞いを踊る子どもの様子ということになります。なので「季」は「若い」「小さい」というのが本来の意味なのです。

「季」という漢字の読み方は音読みでは「キ」、訓読みでは「すえ」という読み方があります。名前に使う場合の読み方、つまり名のりとしては「すえ」「とき」「とし」「のり」「ひで」「みのる」という読み方もできます。

「季」一文字でも「みのる」や「みのり」と名付けることも出来ますね。

「季」という漢字にはたくさんの読み方があるので、いろいろな漢字と組み合わせることでたくさんの名前を考えられますね。「季」を使う赤ちゃんにぴったりな素敵な名付けができることでしょう。

みなさんも自分の名前を、姓名判断のサイトなどで一度は調べたことがあるのではないでしょうか。赤ちゃんの名付けをする上で、名前に使う漢字の字画数を重要視するというママやパパも多いはずです。女の子の場合、結婚して名字が変わることもありますが、男の子の場合は、名前が一生変わらないことのほうが多いです。

男の子も女の子も名字との相性や、字画数の良いバランスの取れた名前にしたいですよね。
ここでは「季」の字画数と字画数が持つ意味を紹介します。

「季」という漢字の字画数は、8画です。8の字画数を持つ人は「真面目で努力を惜しまない」「包容力があり優しい」という特徴があると言われています。しかしその反面「情にもろく流されやすい」また「賭け事に溺れやすい」という特徴もあるのだそうです。

字画数には吉凶があり、字画数「8」は私が調べた限りでは「吉」。悪くはないけれどとても良いとはいえません。大切な赤ちゃんの名前ですから「大吉」になる名前にしたいというママやパパはたくさんいます。ですが字画数にとらわれ過ぎるのもあまり良くありません。

なぜかというと、字画数で姓名判断する流派がたくさんあるからです。私の友達も赤ちゃんの名前を色んなところで姓名判断してもらったそうですが、言うことがそれぞれ違って結局わからなくなってしまったそうです。

気にし過ぎるのも良くないですが、ママやパパの納得の行く名付けができれば字画数を参考にするのは良いのではないでしょうか。

（詳しくはこちらで紹介されていますので参考にしてみてください。）

「季」という漢字には「末っ子」という意味があると紹介してきました。もともと、兄弟の一番下の子を意味する漢字なので、昔は末っ子に「季」という漢字を使うことが多かったようです。

しかし「季」という漢字を見て「末っ子」とイメージする人や意味を知っている人は今はほとんどいないのではないでしょうか。それよりも、美しい季節の風景や、さわやかさ、生命力などをイメージする人が多いでしょう。

「季」という漢字を末っ子の名前に使っていたのは一昔前のことです。気にせず赤ちゃんの名付けに使うことが出来ますよ。