【吾】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

今までにひとりは「吾」という漢字が使われた男の子や男性と出会ったことがあるのではないでしょうか。「吾」という漢字は、今も昔も男の子につく名前としてとても人気があります。止め字で使う場合の読み方やかっこいいイメージもあり、この漢字自体にもとても良い意味が込められています。

今回は、「吾」という漢字の魅力に迫ります。意味や名付けの際の参考点などを詳しく紹介してきますので、赤ちゃんの名前を考える際にぜひ活用してくださいね。

「吾」という漢字には、「自分」という意味があります。その他にも「防ぐ」や「守る」、「留める」などの意味もありますが、多くは自分自身を表すときに使われる漢字です。

我が道を進みながら、大切な人を守り災いを防ぐ。頼もしくかっこいい男性像が浮かび、男の子の名前に人気の漢字という理由がここにもあるかもしれないですね。

「吾」という漢字の読み方は、訓読みで「わ（が）」「われ」、音読みでは「ゴ」となります。赤ちゃんへの名付けの際は、圧倒的に音読みで使われる場合が多いですが、その他にも「あ」や「あい」などの読み方で名前に使われるケースもあります。

後ほど「吾」を使う名前を紹介しますので、字画数や意味なども含めてぜひ参考にしてみてくださいね。

「吾」という漢字は、もともと「守る」という意味から始まりました。昔使われていた、災いを防ぐ道具の形に似ている「五」という漢字と、神からのお告げを意味する「口」という漢字が合わさってできたもので、その由来から守るという意味の「吾」という漢字が生まれました。まさに男の子の名前にはぴったりですね。

「吾」という漢字の字画数は7画です。シンプルながらかっこいいイメージのあるその字面も、男の子の名付けに使われる人気のひとつです。姓名判断の際には、字画数や他に使う漢字との意味の兼ね合いも考慮して検討してみてくださいね。

「吾」と同じ読み方で似ている漢字はたくさんあり、日常でもしばしば見かけることでしょう。そしておそらく、その多くは漢字は知っているけどその意味はわからない…、というものばかりではないでしょうか？

ここでは「吾」と同じ読み方・似ている漢字の中からいくつかをピックアップし、その意味の違いを紹介します。

まずは孫悟空で有名な「悟」という漢字ですが、これは「さと（る）」という読み方通り、道理を心得ている、本質を理解し物事を見極めるなどの意味があります。この漢字がつく名前も多く、自分が信じる道を進むという点では「吾」と近いかっこいい意味がある漢字ですね。