【陵】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「陵」の漢字は名付けに人気があり流行りの漢字です。しかし「陵」にはさまざまな意味があり名前を付ける前には確認しておきましょう。「陵」のイメージや読み方・字画数も考えながら大切な赤ちゃんに名前を付けましょうね。これからご紹介する内容を参考に特別な名前を見つけてみても良いかもしれません。

「陵」の読み方は訓読みが〈おか〉〈しのぐ〉〈みささぎ〉で、音読みが〈リョウ〉です。名前では〈たか〉〈り〉などの読み方があります。「陵」は「御陵（ごりょう）」という言葉もあり、天皇などのお墓を表す意味で使われるケースもあるでしょう。「陵」の意味は大きな丘のことで丘を越えていく人を意味する場合もあります。

「陵」の字画数は11画です。「陵」は会意兼形声文字で「陵」の〈阝〉こざとへんは土や山の象形文字で〈夌〉は人が山を登っている姿の象形文字です。このことから「陵」は丘を越えていく意味があると言われています。

同じ〈りょう〉と読む漢字はほかにも多くあり、名付ける時に悩むことがあるでしょう。それぞれ「陵」と「稜」「遼」「諒」は微妙に意味が異なります。まず「稜」は角を表す漢字です。「遼」は、はるか・遠いなどの意味を持ちます。

「諒」はもっとも正しいことを意味する漢字であり、名付ける時に込める意味は異なります。それぞれの漢字を混同することのないように使うことが大切です。

漢字の意味でも触れましたが「陵」の漢字は天皇の墓である「御陵」という漢字で使うことがあります。そういったことから「陵」のつく名前にあまり縁起の良いイメージを持たない人もいるでしょう。しかし「陵」には良いイメージも多くあるため、名前に使うことを避ける人は実際には少ないです。

漢字がもつポジティブなイメージに子供への願いを込めて、名付けに使用するパパやママは多いでしょう。下記の体験談のように「気にする人はいるかもしれない」という意見もありますが、よく調べたうえで納得してつけた名前であれば気にしすぎる必要はありません。