『しおり』と読む女の子の名前と漢字｜画数や意味・由来も！人気度や体験談もご紹介！

『しおり』はどこかしとやかで上品な響きの、日本の女の子にぴったりの名前です。使う漢字によって「華やかさ」「たくましさ」「優しさ」「聡明さ」など受ける印象が変わる、豊かなイメージをもった名前でもあります。

使う漢字によっては、名前に季節感を込めることもできますよ。ここでは、『しおり』という読み方の名前を具体的に挙げながら、人気の漢字や赤ちゃんの名付けのコツなどをご紹介します！

漢字一字で『しおり』と名付けるなら字画数10画の『栞』がおすすめです。読みかけの本に挟む目印の「しおり」ですね。元々は、山道や森を行くときに枝を折ったり幹に傷をつけたりする「道しるべ」の意味がありました。1990年から赤ちゃんの名前に使うことを認められた、人名漢字としてはどちらかというと新しい漢字です。

「かん」という読み方もあり、女の子なら「栞奈（かんな）」、男の子なら「栞太（かんた）」「栞一（かんいち）」という名前も素敵です。

『栞』という名前は2005年から5回、人気の名前ランキング100位以内にランクインしています。「周囲の人を導くことができる人になってほしい」「着実に1歩1歩人生を歩んでいってほしい」などの願いを込められる、素敵な漢字です。

『詩』は字画数13画の漢字です。元々は中国の韻文を意味するのですが、今は中国のものに限らず文学としての「詩」という意味が確立していますよね。その意味から「美しさ」や「知性」をイメージする漢字でもあります。

『詩』を赤ちゃんの名前に使うと、「美しい心のこもった言葉を話せる子供に」「人の心に寄り添うことのできる人に」という願いをこめられるでしょう。

字画数5画の『史』は、「歴史の書」という意味のほか、「国などの記録を司る役割の人」という意味があります。「女史」という、昔の日本で文書に携わった女官を表す言葉があるのですが、現在では地位や名声のある女性への敬称として使われます。このように、「史」は「伝統」「知識が豊富」というイメージのある漢字です。

『史』を子供の名前に使うと、「しっとりと落ち着いた女性に」「知識を役立てることができる人に」などの願いを込められます。

『志』は字画数7画で、文字通り「こころざし」つまり「願い・目的」を表す漢字です。「志を立てる」とは、目的・信念をやり遂げようと決心すること。どことなく武士や大和魂をイメージする、日本的な漢字でもあります。男の子・女の子ともに名付けに人気の漢字です。

『志』のつく名前には、「真っ直ぐな心をもった誠実な女性に」「大きな夢を抱いて実現させてゆける子供に」という願いが込められるでしょう。

字画数6画の『汐』も『しおり』という名前によく使われる人気の漢字です。「さんずい」に「夕」という字の構成からも分かるとおり、夕方に起こる海の満ち引きを表しています。夕暮れ時の海のイメージから、「穏やかさ」「ロマンティック」と連想する人も多いでしょう。海から連想して夏を思い浮かべやすい、季節感のある漢字でもあります。

『汐』を使った名前には、「穏やかでおおらかな心をもった子供に」また「タイミングを見極められる人に」という願いがこめられます。