『しおり』と読む女の子の名前と漢字｜画数や意味・由来も！人気度や体験談もご紹介！

先ほどの『汐』が夕方の海の干満を表すのに対し、字画数15画の『潮』は朝の海の満ち引きを表します。とはいえ、現在では『潮』の方を一般的には使うようです。朝の海の光景から、「爽やかさ」「清々しさ」などのイメージが湧きますね。こちらも夏の季節を連想しやすい、季節感のある字です。

『潮』を赤ちゃんの名前に使うと、「さっぱりとした性格の女性に」「清々しい人生を送ってほしい」という願いを込められそうです。

続いて『しおり』の「お」の部分に使う人気の漢字をご紹介します。最初は字画数10画の「桜」です。文字通り春に花を咲かせる「さくら」の意味があります。桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」。桜の花のイメージにもぴったりですね！春の季節に生まれた女の子の名前にはぜひ候補に入れたい、季節感のある字です。

『桜』を赤ちゃんの名前に使うと、「優雅で美しい心をもった女性に」「大和なでしこのような凛とした心をもってほしい」などの願いを込められるでしょう。

『しおり』の「お」では『緒』も人気があります。字画数は14画で、そもそもは「糸の先端」を表す漢字でした。そのイメージから「物事の始まり」という意味が生まれました。また、「情緒」という言葉に表れているように「気持ち」の意味もあります。日本独自の意味では「糸そのもの」や転じて「長く続くもの」「命」を表す、大変意味の豊かな漢字です。

子供の名前に『緒』を使うと、「これからの人生が素敵なものになりますように」また「健康に長生きできますように」などの願いを込められるでしょう。意味がたくさんあるので名付けに使いやすい漢字ですよ。

続いて『しおり』の「り」に使える人気の漢字を3つご紹介します。最初は字画数7画の『里』です。「田舎」という意味から連想して、伸びやかでおおらかなイメージをもつ人が多いでしょう。左右対称のかたちはどんな漢字と組み合わせてもしっくりくる、名付けに使いやすい漢字です。

『里』を赤ちゃんの名前に使うなら、「優しく穏やかな子供に」「人とのつながりを大切にできる人に」といった願いを込められるでしょう。

字画数11画の『理』には、「整える」という意味のほかに「物事の筋道」「道徳」という意味があります。その意味から「賢さ」「義理堅さ」などを思い浮かべる人も多いでしょう。さらに「宇宙の本体」という意味もある、壮大なイメージの漢字です。男の子・女の子ともに名付けに使いやすくもあります。

『理』を使った子供の名前には、「知的でスマートな人になってほしい」「正しい心をもった真っ直ぐな大人に」などの願いを込められます。

『梨』も赤ちゃんの名付けに人気の漢字です。字画数は11画で、果物の「なし」を意味します。梨の花は雪のように白く、何物にも染まらない様子から花言葉は「愛情」「博愛」です。女の子の名前にはぴったりの漢字ですね。梨の花の季節は春、果実の季節は夏の終わりから初秋です。

『梨』のつく名前には、「愛情に溢れたかわいい女の子に」「世界を愛せるような美しい人生を」という意味を込められるでしょう。