赤ちゃんのほくろはいつから?危険な種類の特徴や、除去すべき目安を紹介!

【医師監修】ほくろの中には危険な種類がある?赤ちゃんのほくろの種類や、ほくろがいつからでき始めるのか、危険なほくろの特徴も紹介します。また、赤ちゃんのほくろの除去する方法・注意点、予防する方法について紹介していくので参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんのほくろの種類は?
  2. 赤ちゃんのほくろはいつからできる?
  3. ほくろが多い・少ない人がいる理由は?
  4. 赤ちゃんに危険なほくろの特徴は?除去するべき目安は?
  5. 赤ちゃんのほくろを除去する方法は?注意点も!
  6. 赤ちゃんのほくろを予防する方法はある?
  7. 赤ちゃんのほくろが心配な場合は病院の受診を!

ほくろを除去するタイミングについては、ほくろを観察しながら医師と相談して決めましょう。いつからほくろを除去できるのか不安に思うママも多くいるでしょう。ほくろの除去については年齢制限はなく、何歳からでも可能です。

幼い歳でほくろ除去する場合は、負担も大きくなります。しかし悪性の場合、進行の状況により何歳であっても早めの施術が必要な場合があります。良性であれば、急いで除去を決める必要はありません。

流れ

ほくろを除去するために、まず病院で診察を受けてほくろが良性なのか悪性なのかを検査してもらいます。そして、除去する場合は、どのタイミングで除去するのが適しているのかなど医師を相談しましょう。

施術の方法は2パターンあります。ほくろが小さい場合は、レーザー照射によるほくろ除去を行うことがあります。もう一つは、ほくろを直接メスで除去する方法です。

レーザー照射の場合は、1度では終わらないことが多く、何度か通院して行うので時間がかかるでしょう。また、メスで除去する場合、ほくろが大きいと皮膚の縫合のために数日間入院することもあります。あらかじめ方法と、それによってかかる日数や入院の可能性を確認しておきましょう。

注意点

女性

30代前半

子供には生まれつきほくろがありました。1cmを超えるもので大きく不安があったのですが、診断結果は良性でした。ただ、将来コンプレックスになるかもしれないということで、早めに手術を行いました。手術日を含めると3日付き添い入院しました。付き添いできる環境が必要でした。

ほくろを除去する際、赤ちゃんは自分でじっとしておくことが難しいです。ほくろを除去するために、全身麻酔を行う可能性があります。全身麻酔を含め、手術のリスクや手術を行わない場合のリスクを医師にしっかり確認しておきましょう。

また、幼い歳にほくろの除去を行うと、成長していく段階で縫合した傷が開く可能性があります。成長してからの手術のほうが傷が残りやすいというリスクもあるのです。一概にどちらかがいいというものではありません。

ただ、どちらにしてもメリットとデメリットがあることは把握しておきましょう。

赤ちゃんのほくろを予防する方法はある?

悪性か良性か自分で判断することが難しいのであれば、あらかじめほくろを予防しておきたいですよね。そこで、0歳からできるほくろの予防法をいくつか紹介していきます。

日焼け止めを塗る

紫外線による皮膚への刺激を予防するために、日焼け止めを塗りましょう。紫外線はほくろができる大きな要因として考えられています。近年では0歳からでも使える日焼け止めが多種類販売されています。

刺激の強い日焼け止めは紫外線予防にはなりますが、赤ちゃんのデリケートな肌にはあまり向いていません。オーガニックのものや0歳からでも使える赤ちゃん用があるのでそちらを利用しましょう。

(赤ちゃん用の日焼け止めについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん用日焼け止めの選び方は?ママ達に人気の15選!口コミあり

昼間の外出を避ける

赤ちゃんを連れて外出するときには、紫外線量の多い昼間の時間帯はできるだけ避けましょう。1日の紫外線量は朝10時から昼の3時に多くなります。時間帯をずらせるようであれば、朝早めの時間や夕方に外出したほうが、ほくろ予防にもなりますよ。

紫外線の刺激を減らせると同時に、暑さも和らぐ時間帯です。体力的な負担も減らせるというメリットもあります。

(赤ちゃんの外出については以下の記事も参考にしてみてください)

産後の外出はいつから?後遺症の可能性など時期別の影響や注意点を解説!

長時間の外出を避ける

紫外線を浴びる量は短時間であれば、皮膚への刺激も少なくなります。一定時間を超えるとメラニンが生成されやすいため、なるべく短時間の外出を心がけましょう。

また、夏の晴れた日に紫外線が多いと思われがちですが、紫外線は春先から量が増えます。そして、曇りの日も、晴れの日と同等の紫外線量と言われているため、春先や曇りの日も油断しないようにしましょう。短時間の外出を心がけてほくろを予防しましょう。

(赤ちゃんの外出時間については以下の記事も参考にしてみてください)

生後1ヶ月の赤ちゃんの外出はいい?いつから?時間・頻度や注意点も

皮膚を刺激しすぎない

皮膚へ刺激や衝撃はあまり与えないようにしましょう。皮膚がかゆいと、かきむしってしまうことがあります。特に赤ちゃんは力の加減ができません。かきむしる動きを見せたときには、注意が必要です。

皮膚をひっかくなどの直接的な刺激も、ほくろができる原因の一つです。肌荒れや湿疹ができたときには、赤ちゃんが余計に肌を痛めつけないように気を付けましょう。