シャフリングベビーとは?ハイハイしない原因は?発達障害などその後の成長についても解説

【医師監修】シャフリングベビーという言葉を聞いたことがありますか?この記事ではシャフリングベビーの意味や特徴を解説します。また、シャフリングベビーになる原因や、発達障害などその後の成長についてもお話します。ハイハイ・つかまり立ちさせる方法、実際にシャフリングベビーを育てたママの体験談もあわせてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. シャフリングベビーとは?
  2. シャフリングベビーの特徴は?
  3. シャフリングベビーになる原因は?
  4. シャフリングベビーはリハビリが必要なの?
  5. シャフリングベビーのその後の成長は?発達障害の可能性も?
  6. シャフリングベビーにハイハイ・つかまり立ちさせる方法は?
  7. シャフリングベビーを育てたママの体験談
  8. シャフリングベビーかも…?慌てないで!

先輩ママ(人工受精経験有)

(30代後半)

娘の発達に悩み出したのは生後3ヶ月頃です。目線が合わない、笑わない、首がいつまでたってもしっかり座らない。生後8ヶ月になってもずりばいやハイハイをする気配もまったくありませんでした。お座りが安定してきた1歳2ヶ月頃にお尻で移動するように。シャフリングベビーでした。

ただうちの場合はシャフリングの他にも気になる症状があり、1歳11ヶ月の時に発達診断を受けると自閉症だと診断されました。娘の発達が遅いことや異常に手がかかる原因がはっきりと分かり、ようやく心がすっきりしました。

シャフリングをする子が必ずしも自閉症や発達障害の疑いがあるわけではありません。むしろ、この方のお子さんのように自閉症を伴うことの方がまれです。しかし、シャフリング以外に気になる症状がある場合には、この方のように原因をはっきりさせるためにも小児科医に相談するようにしましょう。

シャフリングベビーかも…?慌てないで!

周りの子と比べるのは良くないと分かってはいても、つい我が子との成長の差を比較してしまうのが親というものです。「自閉症かもしれない、発達障害かもしれない」と心配になってしまうママも多いでしょう。しかし、シャフリングベビーだからといって、慌てなくても大丈夫ですよ。

シャフリングベビーが自閉症などの病気に直結するわけではありませんし、その後の成長も問題ないとされているケースがほとんどです。赤ちゃんの成長過程は1人ひとり違います。シャフリングもその赤ちゃんの個性と言ってもいいでしょう。最近ではシャフリングもハイハイの一種だと認められています。我が子の成長を穏やかに見守ってあげるようにしましょう。

どうしても、その後の成長や他の症状が気になる場合は、小児科医に相談してみてくださいね。