シャフリングベビーとは?ハイハイしない原因は?発達障害などその後の成長についても解説

【医師監修】シャフリングベビーという言葉を聞いたことがありますか?この記事ではシャフリングベビーの意味や特徴を解説します。また、シャフリングベビーになる原因や、発達障害などその後の成長についてもお話します。ハイハイ・つかまり立ちさせる方法、実際にシャフリングベビーを育てたママの体験談もあわせてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. シャフリングベビーとは?
  2. シャフリングベビーの特徴は?
  3. シャフリングベビーになる原因は?
  4. シャフリングベビーはリハビリが必要なの?
  5. シャフリングベビーのその後の成長は?発達障害の可能性も?
  6. シャフリングベビーにハイハイ・つかまり立ちさせる方法は?
  7. シャフリングベビーを育てたママの体験談
  8. シャフリングベビーかも…?慌てないで!

シャフリングベビーは、足の裏を床につけることを嫌がる傾向にあります。そのため、つかまり立ちをするのが遅い赤ちゃんも多くいます。

お座りの姿勢を崩さない

赤ちゃんの脇を持ち上げても、足を伸ばさず、お座りの姿勢を崩さないことが多くなります。また、お座りの姿勢から別の態勢になることも苦手な赤ちゃんが多いでしょう。

普通のハイハイをしない

一般的な四つん這いのハイハイをしません。シャフリングからハイハイに移行する赤ちゃんもいれば、シャフリングからつかまり立ち、1人歩きをするようになって、結局ハイハイをしないまま成長する赤ちゃんもいます。

歩き始めるのが遅い

歩き始める時期が、通常よりも少し遅いという特徴もあります。ただし、2歳までにはシャフリングベビーのほとんどが1人歩きをし、その後の成長には遅れがないという研究結果も出ていますのでそれほど心配する必要はないでしょう。(※1)

(1歳6ヶ月の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳6ヶ月の発育目安や育児の注意点!言葉が遅いと発達障害?体験談も

シャフリングベビーになる原因は?

シャフリングベビーになる原因については、さまざまな説があります。脚を動かすのが嫌い、脚の筋肉量が少ない、脚の裏を地面につけるのが嫌など、医学的にもはっきりとした原因はまだ解明されていません。

ただ、遺伝による影響も少なくないと考えられています。シャフリングベビーのうち40%に、親や兄弟姉妹もシャフリングベビーだったという事実が認められています(※1)。

(赤ちゃんの奇声については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが奇声をあげる…原因は?月齢別の大声で叫ぶ意味、対処法を紹介

シャフリングベビーはリハビリが必要なの?

多くの場合、シャフリングベビーは特に成長の発達に問題もないのでリハビリなどの対策をする必要はないと考えられています。ただ、通常の四つん這いのハイハイをしないことで、本来鍛えられるはずの筋肉を鍛えることができないのは事実です。簡単なベビーマッサージで脚の筋肉を刺激してあげでもいいでしょう。

身体能力の発達があまりにも遅かったり、検診で医師にリハビリをすることを勧められた場合は、リハビリをすることも検討した方がいいでしょう。

(赤ちゃんのハイハイについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんがハイハイを始めるのはいつ?練習はさせるべき?安全対策も!

シャフリングベビーのその後の成長は?発達障害の可能性も?