妊娠周期の数え方、計算方法は?カレンダーや表でわかりやすく!

【医師監修】妊娠周期の数え方は通常の暦とは異なり、何週何日といった独特な表現をします。周期の始めも、受精した瞬間から始まるなど難しいことが多いですよね。ここでは、分かりにくい妊娠周期の数え方、計算方法を分かりやすく説明していきます。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠周期をもっと分かりやすく
  2. 周期の始めは妊娠した瞬間から?妊娠の定義は?
  3. 妊娠周期の数え方
  4. 妊娠周期を計算する為のカレンダー
  5. 妊娠周期ごとの胎児と母体の状態
  6. 妊娠周期の数え方まとめ
  7. 予定どおりに行かないことが普通

妊娠34週0日から労基法65条が適用され、産前期間に入るので産休を取る事ができるようになります。妊娠37週0日〜妊娠41週0日間に出産する事を正期産と呼び、正常な出産時期とされています。いつ産まれてもおかしくない時期なので、産後のサポート役を確保しタクシー等をすぐ呼べるように電話帳をチェックしておきましょう。

(臨月の症状ついては以下の記事を参考にしてみてください)

妊娠後期・臨月のおりものの変化と特徴!量は?何色?おしるしとの違いも
臨月のおしるしとは?色や量などの特徴は?続くと出産が近いってほんと?

妊娠周期の数え方まとめ

色々と項目が多く混乱してくると思うので、以下のとおりポイントをまとめます。

●基本的に始まりは最終月経日の初日
●性周期28日以外は最終月経の初日から増減させる
●不定期の場合は高温期に入った日を2週0日とする
●妊娠発覚は4週0日以降で周期の数え方は逆算から入る
●0日〜6日を1周として数える
●目安であり胎児の成長度合いにより予定日は変わる

予定どおりに行かないことが普通

特に初産の場合、全てが初めてなので色々と不安になると思いますが、お医者さんとよく相談して今が何週何日にあたるのかを確認しましょう。ご自身で作ったカレンダーと相違している場合は、いつでも修正できるようにしておくのが良いでしょう。

カレンダー上の周期はある程度の流動性があることを認識して、おおらかな気持ちで出産に望むことが母体にも赤ちゃんにも良い影響を与えます。決してあわてず不安になり過ぎないように心がけましょう。

カズヤ先生

産婦人科医

予定日の正確な決定は、体外受精であれば胚移植の時点で、自然妊娠であればおよそ妊娠8週前後には決定します。 妊娠週数に応じた過ごし方や疑問などは、かかりつけ産婦人科医に相談しながら、疑問を解決していきましょう!