冷凍食品は賞味期限切れでも大丈夫?安全な基準は半年?開封後は?

冷凍食品はいつまでも食べられるイメージがありますが、実際に賞味期限をチェックしたことがない人も多いですよね。冷凍食品は賞味期限が切れても安全に食べられるのか、また開封後の扱い方などを解説します。冷凍食品を美味しく食べられる保存・解凍方法についてもご紹介します。

Contents
目次
  1. 冷凍食品に賞味期限はあるの?
  2. 冷凍食品は賞味期限切れでも大丈夫?
  3. 賞味期限切れを食べても安全な基準はどのくらい?
  4. 冷凍食品の開封後はどうすべき?
  5. 冷凍食品を美味しく食べるための豆知識
  6. 冷凍食品の賞味期限は美味しさの目安

冷凍食品に賞味期限はあるの?

冷凍食品は、冷蔵庫で長期保存が可能で、お弁当や食事作りなどの家事の負担を減らしてくれるので便利ですよね。また一人暮らしのご飯の強い味方でもあります。冷凍食品は凍っているのでいつまでも腐らないイメージが強いかもしれませんが、じつはほとんどに賞味期限が設定されています。冷凍食品の賞味期限について、暮らしに役立つ様々な知恵をご紹介します。

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冷凍食品は賞味期限切れでも大丈夫?

冷蔵庫に入れたままの冷凍食品が賞味期限を過ぎてしまったけど、お弁当作りなどの家事にも便利だしできれば使ってしまいたいなと思ったことはありませんか。設定された賞味期限を過ぎた冷凍食品は食べられるのか、また賞味期限とよく似た消費期限とは何か説明します。

賞味期限を過ぎると美味しくない?

冷蔵庫に入れたままの賞味期限切れの冷凍食品は、食べられないという訳ではありません。賞味期限とはその食品が美味しく食べられる期間を製造メーカーが設定したもので、冷凍食品の場合は製造から1年ほどのものがほとんどです。

家事の時短にも便利な冷凍食品は、期限切れだからと捨ててしまうのはもったいないですよね。しかし賞味期限切れの冷凍食品は、風味などの品質が低下してしまうので本来の味より劣った状態になってしまいます。なるべくなら賞味期限切れになる前に美味しくいただけると良いですね。

賞味期限と消費期限の違い

便利な暮らしの知恵として覚えておきたいのが、賞味期限と消費期限の違いです。冷凍食品の賞味期限切れの状態は品質こそ落ちますが、実際に食べても健康上の問題はありません。しかし、消費期限はその食品の安全性を保証できる期間を設定したものなので、消費期限切れの食品を食べることはおすすめできません。

もし「消費期限は設定されていないけれど賞味期限切れになってしまった」という食品の場合は、パッケージの中の状態を確認してから食べましょう。見た目に明らかな変色があったり、いつもとは異なるにおいがする場合は残念ですが処分してください。

賞味期限切れを食べても安全な基準はどのくらい?

賞味期限は美味しく食べられる期間を設定しているものなので、食べても害はないと言ってもどのくらいが限度なのか心配ですよね。賞味期限切れの冷凍食品を安全に食べられる期間と、食べる前に注意したい状態についてお話しします。また、どんなポイントに気を付ければ良いかについても説明します。

賞味期限切れを食べても安全な基準は半年?

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賞味期限切れの冷凍食品を食べても大丈夫だと言われている基準は、製造日から1年半くらいです。賞味期限から半年くらいが設定されているということになります。製造メーカーとしては、安全性も考慮して半年より短い3ヶ月程度としているところが多いようです。

期限から半年は大丈夫といっても、冷凍食品は家庭用冷凍室のJIS規格である、−18度で未開封の状態を想定して製造日から1年を賞味期限としています。家庭用の冷蔵庫はドアポケットなど開け閉めすることで温度変化が激しいため、良い保存状態が続いているとはいえないので、期限から半年以内でも早めに食べきることをおすすめします。