冷凍食品は賞味期限切れでも大丈夫?安全な基準は半年?開封後は?
冷凍食品はいつまでも食べられるイメージがありますが、実際に賞味期限をチェックしたことがない人も多いですよね。冷凍食品は賞味期限が切れても安全に食べられるのか、また開封後の扱い方などを解説します。冷凍食品を美味しく食べられる保存・解凍方法についてもご紹介します。
注意したい冷凍食品の状態
アイスが霜だらけで氷の味……
— ゲーム大好きなバルア (@ZEROsystemZERO) December 8, 2017
賞味期限から半年程度なら冷凍食品は食べても大丈夫ですが、場合によっては中身の状態を確認する必要があります。例えばパッケージが膨張している場合、温度変化によるものなら心配ありませんが、中の食品が傷んでガスが発生し膨らんでいることもあります。また霜だらけのものは、外部の温度変化が何度も起こり食品中の水分が外に出てしまっている状態です。
パッケージだけに霜が付いているならまだ良いですが、食品そのものに霜が付いている時は食べることはおすすめできません。さらに冷凍焼けしているのもかなり品質が低下している状態です。冷凍焼けしていると独特のにおいがし、酸化して変色したりパサパサに乾燥していることもあり、美味しいとはいえないでしょう。
賞味期限切れは見た目やにおいをチェック
賞味期限から半年ほどの状態であっても、品質は低下していますが食べても健康に影響はありません。しかし霜が付いたり冷凍焼けしている設定されている期限切れの冷凍食品をどうしても食べたい場合には、食品の見た目やにおいを確認してからにしましょう。
ちなみに、上記の画像は冷凍焼けしてしまったアイスクリームです。通常の食品とは違う見た目に変色していたり、普段とは違うにおいがしている場合は傷んでいることも考えられます。無理に食べるとお腹を壊すことも考えられるので、諦めた方が良いでしょう。
冷凍食品の開封後はどうすべき?
家事の負担軽減や暮らしに役立つ冷凍食品ですが、量が多いと一度に使いきれないことも多いですよね。冷凍食品を開封後、また美味しく食べるための冷蔵庫での保存の知恵を解説します。また開封後に避けた方が良い保存方法についてもお話しします。
開封後も美味しく食べられる保存方法は?
冷凍食品の開封後は、ラップやフリーザーパックに入れて冷蔵庫の冷凍室で保存しましょう。保存の知恵として覚えておきたいのは、できるだけ真空状態にするということです。
冷凍食品は空気に触れると霜が付いたり冷凍焼けしやすくなってしまい、風味が落ちたり食感が悪くなる原因になります。特に開封後の冷凍食品は、品質が落ちないうちになるべく早く食べきりましょう。
(食品の保存については以下の記事も参考にしてみてください)
冷凍食品の再冷凍はNG
冷凍食品の開封後に避けるべきなのは再冷凍です。再冷凍とは、開封後に解凍した冷凍食品を再び冷凍させることです。これは品質低下、空気や人の手に触れたことで雑菌繁殖の原因になることもあるのでやめた方が良いでしょう。
家庭用の冷蔵庫は瞬間冷凍することができないので、ゆっくり凍ると食品の組織が破壊されて品質がおちるということもあります。再冷凍を避けるには、開封後は小分けにして保存し、次使う時に使う分だけ解凍すると家事にも無駄がありません。
冷凍食品を美味しく食べるための豆知識
冷凍食品を美味しく食べるための賞味期限や保存方法が分かったところで、便利な暮らしの知恵としてさらに美味しく冷凍食品を楽しむポイントをご紹介します。電子レンジを上手な使い方の知恵を覚えて、いつもより美味しく食べられると良いですね。
(解凍方法については以下の記事も参考にしてみてください)
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