大和言葉一覧|美しい和の単語や言葉達!日常やビジネスでの例文も!

日本古来よりある大和言葉を日常やビジネスのシーン別で一覧にしたり、雰囲気やイメージ別で一覧にしてご紹介します。大和言葉を使ってワンランク上の上品な言葉遣いをしてみませんか。現代の日本語を本来の単語に変換し、日本文化を大和言葉で表現します。

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Contents
目次
  1. 大和言葉とは
  2. 自然と心を遣っている大和言葉
  3. フォーマルで使いたい大和言葉一覧
  4. ビジネスで使いたい大和言葉一覧
  5. クッション言葉として使いたい大和言葉一覧
  6. 日常で使いたい大和言葉一覧
  7. 文章をつなぐ大和言葉一覧
  8. 量・程度を表す大和言葉一覧
  9. 人の様子を表す大和言葉一覧
  10. 知っておきたい優しい大和言葉一覧
  11. 名前に使われる大和言葉一覧
  12. 【歌詞・詩】風情に使われる大和言葉一覧
  13. 【歌詞・詩】心情に使われる大和言葉一覧
  14. 声にする大和言葉一覧として

辞書を引くと普段や日常とあり、現代語とも表現されます。常に意識したり、考えているなど「普段から健康に気をつける」を変換し「常日頃から健康に気をつける」とすると言葉を柔らげます。

「今しがた」

一番近い過去「たった今」や「今さっき」と現在からいささか前のことを意味します。先程だとあらたまり、さっきだとフランクなので「今しがた入電がありました」と表現するとていねいで相手に敬意を示した印象となります。

「行く行くは(ゆくゆくは)」

最終的な結論への将来と時間の経過を表現しており「ゆくゆくは結婚を考えてもいいと思っています」と結論を表現するのですが過程も加味した心の変化を表現しており、文学でよく出てくる表現のため日本語の辞書でも取り扱われています。

量・程度を表す大和言葉一覧

微妙な表現を言葉に変換できる大和言葉は量・程度を表すだけでもたくさんあります。現代でも死語にならず、一般的にも使用されるため国語辞書にも載っています。そんな大和言葉一覧から一部紹介します。

「いささか」

わずかばかり、少しだけ、ちょっと、という少量を意味します。旅行などで休憩を申し出たいときに「朝から歩き通しで、いささか疲れた」と伝えると「ちょっと疲れた」というより優しい表現に聞こえます。「いささか怒っています」や「いささか不満があります」と柔らかく苦情を言ってみると角が立たず聞こえはいいでしょう。

「おおむね」「あらまし」

適度な量のだいたい、おおよそ、ほとんどという意味です。完全ではなく、適切な量や最低限といった量を指し「状況は概ね理解した」と伝えると「だいたい理解した」というより雑さが滑らかな表現に聞こえます。「あらまし把握した」や「おおむね了解した」と程よい表現で自身の理解度を表現するといいでしょう。

「いたく」「このうえなく」

とても、非常にという莫大な量を意味します。これ以上ない程の量を指すときに「いたく感激した」と伝えるとフランクな印象を与える「めっちゃ感激した」より上品でおおらかな表現に聞こえます。「このうえない思いつき」や「このうえない危険」など過大に表現するといいでしょう。