お嬢様のお言葉をしかと聞け！挨拶〜悪口まで一周回って面白いセリフ25選！

お嬢様言葉という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、実際に使っている人に出会うことはそう多くはないでしょう。お嬢様言葉とは、育ちの良い女性が使う上品でていねいな言葉遣いのことを指します。代表的なのは皇室のお嬢様方です。皇室のお嬢様の会見などをTVで見ても、その気品あふれる言葉遣いから育ちの良さが伝わってきます。

実際にお嬢様と呼ばれる人は、小さい頃から一流の教育を受けている育ちの良い人ですよね。そんなお嬢様は、一般的なごく普通の生活をしてきた人とは自然と言葉遣いや口調も変わってきます。育ちの良さは見た目よりも、言葉遣いや話し方からにじみ出るものです。「ありがとう」の言葉一つ、挨拶一つにも上品さや気高さを感じさせます。

お嬢様言葉は使う場所が特定されていたり、これといって決まった使い方はありません。お嬢様言葉は目上の人などに特別に使う言葉ではなく、普段使いのていねいな言葉遣いです。例えば単語の頭に「ご」をつけたり、自分のことを「わたくし」と言ったり、どんな立場の人に対してもていねいで上品な口調で話します。

お嬢様言葉の使い方をしいて挙げるならば、いつでも正しく上品な言葉を選んで使うという事です。相手への悪口になるようなことも、オブラートに包んで柔らかな口調で伝えます。本物のお嬢様はいつどんな時でも、ていねいで上品な言葉遣いをするものです。

アニメやドラマの世界ではお嬢様キャラとして1人くらいお嬢様言葉を使う人がいるものですが、現実でお嬢様言葉を使っている人は中々いないでしょう。それこそ皇室のお嬢様だったり、大金持ちの家に生まれて世間を知らないお嬢様だったらいるかもしれません。しかし、ほとんどがお嬢様言葉を使わない世の中で、お嬢様言葉を使い続けるのは難しいでしょう。

お嬢様言葉は、基本的に言葉を省略することをしません。例えば普通の人なら「調子どう？」となるところ、お嬢様言葉なら「お身体の調子はいかがですか？」と主語や接続語を省かずに伝えます。国語の教科書に載っているようなきちんとした言葉遣いになります。

お手本のようなていねいな言葉遣いはとても上品な印象を与えますが、普段話すときには少し煩わしさもあります。現代では様々な言葉が略語化されていますし、現代社会ではお嬢様言葉は使いづらい言葉なのかもしれません。

お嬢様言葉は、自分や相手の呼び方も一味違っています。普段の会話では中々使わないようなていねいな言い回しが特徴的で、とてもエレガントな印象を受ける呼び方です。では早速、お嬢様言葉の一人称、二人称をご紹介していきます。