切り花を長持ちさせる方法・コツ7選!正しい水切りや延命剤など

お花屋さんで買ってきたりプレゼントに頂いた切り花、できるだけ長く楽しみたいですよね。ここでは切り花を長持ちさせる水切り・水揚げの方法についてご紹介します。また長持ちに効果あり!と噂の漂白剤、10円玉、砂糖、炭酸水や市販の延命剤についてもご紹介しますよ。

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Contents
目次
  1. 切り花を長持ちさせたい!
  2. どうして切り花がすぐしおれるの?
  3. 切り花を長持ちさせる水揚げ
  4. 水揚げの基本水切り
  5. 切り花を長持ちさせる方法・コツ7選
  6. 切り花がピンチの時の深水
  7. ネットで噂の切り花を長持ちさせる方法
  8. お花をすてきに活けよう
  9. 長持ちさせるコツをつかんで切り花を長く楽しもう

ネットでは切り花を長持ちさせる方法が、たくさん出ているのをご存知ですか?嘘か誠か意見の分かれる方法もありますが、ここではそんな切り花を長持ちさせる方法を6種類ご紹介します。

切り花を長持ちさせる?【10円玉】

10円玉を花瓶に入れておくと、切り花が日持ちするという方法です。どうやら10円玉から銅イオンが溶け出し、それが抗菌作用を持つのでバクテリアが繁殖しにくくなり寿命が延びるという理論のようです。でもちょっと待って。生け花では花器に銅を使った寸胴と呼ばれるものがあるのですが、そんな花器でもやはり一日で水は濁ります。

切り花を長持ちさせる?【漂白剤】

水の中に塩素系の漂白剤を、水2リットルに対し1、2滴(水1リットルに対し5、6滴という説も)入れると、抗菌作用でバクテリアの繁殖を抑え花の寿命が延びるという方法です。でも実際にやってみたら、水のみ入れたお花よりも早くしおれたという人もおり、効果のほどは確かではありません。

切り花を長持ちさせる?【お酢】

こちらは、お花の切り口に酢を30秒から1分浸け、すぐに水に浸けるという方法や、水に数滴のお酢を入れるという方法などいくつかやり方があるようですが、期待している効果は、漂白剤と同じく抗菌効果です。濃度によっては逆効果になることもあるようです。

切り花を長持ちさせる?【重曹】

重曹で抗菌をしてバクテリアの繁殖を抑え、寿命を延ばそうという方法です。こちらも逆にお花がすぐしおれたという報告もあり、必ず寿命が延びるとは言い難いようです。

切り花を長持ちさせる?【砂糖】

こちらは、水1リットルに対し砂糖を5から10グラム入れるとお花の栄養になり、切り花が日持ちするという方法です。確かに栄養になりそうですが、バクテリアもさらに繁殖しそうなのがネックです。

切り花を長持ちさせる?【炭酸水】

炭酸水に含まれる糖分がお花の栄養になり、お花が日持ちするという方法です。スポーツ飲料や炭酸水には糖分が含まれているので、確かに良さそうですが、その分バクテリアも増えそうなのが心配です。

やっぱり頼れるのは延命剤!